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「社内外問わずチームワークを最も重要視します」

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今月は今期の取組の話をしています。 接近戦はお客様に対しての話をしました。実際に現場でやってる時は僕が考えるeコマースの接近戦を実施してきたかなと思ってます。関係性の量と質を高める。 お客様以外 他にも重要な接近戦がありまして ステークホルダーに向けての取組です。お取引先との関係性です。現状 僕の目から見たステークホルダーとの関係性でいうと まぁまぁの合格ラインは主要なメーカー数社は一定の量と質がクリアできているところかなと思ってますが、それ以外がまだまだ不十分です。 どんな会社との関係性が合格ラインかというとNBメーカーで営業がしっかり付いていてメーカー側に仕組みができあがっているお取引先です。 逆に不十分なところは取引先側に仕組みのないところは やはり不十分かなと思ってます。担当者や上長が優秀な時やコッチ向いてる時は量や質も充分取れてるけどそうじゃないと不十分な状態にもなる。 要はステークホルダーの部分は 先方の仕組みに依存してしまっていて当社の仕組みでは回ってない状態なんだろうなと感じてます。 もう一つ我々のビジネスではとても重要なステークホルダーがあって モールとの関係性です。モールの担当者は 担当店舗が200店舗とかあるなかの我々は一店舗です。 担当者やモールの組織としっかりコミュニケーションの量と質を重ねていかないと良い結果が出せないと思っています。 二十数年前 当時のECCが言ってた事で「え?」と感じたので今でも妙に覚えてるのですが 楽天市場で売れるのは まずECCに知ってもらうこと という事を がくちょが言ってたんですが。。当時は「何で??」って思いました。 今回 新春カンファレンスの出張で3人の方に行ってもらいました。普段からの質 量も仕組み化してベストな関係性を期待してます。 「社内外問わずチームワークを最も重要視します」 社内のチームワーク ステークホルダーとのチームワーク どちらも同じでとても重要だなという話です。

接近戦

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 お客様対応として現場で店舗運営をしていたときにどんな事をしてたかなぁ。。ということで思い出すと・・・ ・静止画でライブ配信 ・エイプリルフール企画をやってました。 ・お客様とオンラインでビンゴ大会 ・クーポンを使って店長自ら配達 ・御園さんと楽フェス出店 ・コカ・コーラ や キリンビバレッジ 工場見学 ・綾鷹や伊右衛門の京都ツアー、伊藤園との 堂島川 船上 お茶の淹れ方教室 ・20周年の感謝祭 まぁ色々やってました。 その時々でなんか面白いこと出来ないかなぁとオンラインで出来ること以外にも リアルでも色んな事を実施してました。 一緒にやってる皆さんも いったい中江は何をやりたいんだろう?と感じることが多かったと思います。 僕自身もなかなかこういう運営をしていきたい これをやっていく というのを言語化するのがとても難しいなと思ってました。 自分ができる表現としては 「人は実際は人から買いたいと思っている」なので 「どんな会社が どんな人が どんな想いでこの商売をしているか」はお客様にも知ってもらった方がいい というそんな表現をしてました。自分の考えてることを抽象化出来なかった感覚です。 たとえ実際セルフサービスであってもそのバックグランドには人が居る 人の営みがある そういったサービスが心に残ったりすると思ってます。 新卒でセルフサービスと言われるスーパーで働いていた事と 子供の頃から両親のやってる商売を実際に肌で感じていた感覚の その両端を経験してて 僕の中に生まれた感覚かもしれないと思ってます。 一ヶ月前 12月4日に 今期の戦略を発表しました。 その二日前くらいだったと思いますが これってランチェスター戦略で言うところの 接近戦だ!と思いました。 僕の中では こういうやり方でしたが eコマースにおける接近戦。我々に出来るのはこっちだと思います。

リーダーシップとフォロワーシップ

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先週は来期方針の中の「やり抜く力」の話をしました。 結果を出している組織は特別優秀な人が揃ってるわけでもなく「やり抜く仕組み」が組織の中のいろんな場面で仕組み化されてる。そこそこポンコツでも結果を出せる組織になってる。という話でした。 今日はリーダーシップとフォロワーシップの話をします。 ゼミでも少しずつ皆で勉強していこうとおもってますが 以前も話をした事あると思いますが、大学での話になります。 100年の歴史の中で宿直を経験したメンバーが上級生になったタイミングで勝率が高かったという話をしました。 当時の体育会の場合は常にリーダーは主将であったり4年生なわけでそれ以外がフォロワーです。宿直で関係性が深まって組織の中でフォロワーシップが効いた状態が比較的高かったんじゃないかなと思ってます。 リーダーシップとフォロワーシップ 来期は通常業務はもちろん委員会でもしっかり学んでもらいたいなと思ってます。 うちの職場でいうと 僕から見ると まだまだ成熟してないので比較的リーダーも指名制でないとなかなか動けない方が多いように感じてます。 「リーダーシップ」の話はまたの機会にしますが「フォロワーシップ」でいうと この図で言う右上の模範的フォロワーが理想なわけで建設的な批判もしつつ積極的に関与していく コミットしていく。ということだと思います。 職場では誰もがリーダーになったりフォロワーになったりする。小さなことでも担当となってる部分はその方がリーダーで周りがフォロワーということです。 朝会の短時間で明確に伝えることはなかなか難しいですが リーダーシップをしっかり発揮する 十分フォロワーシップを発揮する そういったシーンが一つでも多く見受けれるようになると良いなと思ってます。

背水の陣で臨む

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今年の取り組みを1年前に発表したなかに「従来からやってることをヒリヒリするくらいやり切ろう」という内容がありました。当社の価値観の「紙一重を超えていこう」を別の言い回しで表現したものです。 以前、お話したと思いますが 二十数年前ネット販売を頑張って成果を出していた会社は 当社を含め 本業がダメな後が無い会社ばかりでした。本業が良い会社はなかなかネット販売は上手くいってなかったです。失敗しても大丈夫な会社は上手くいかなかったです。そういう意味では ヒリヒリするくらいまでやらないと結果は出なかったということです。 昨日、農家の方と食事をする機会があって その中でも似たような話がありました。 どういう内容かというと 農家の方の事業承継の話です。 農家の後継者が父親の代とは違う作物に挑戦するというのは大きなチャレンジだという話で 僕が 新たに挑戦する作物を少しにするなどスモールスタート出来ないのですか?と質問したところ スモールスタートで失敗しても大して影響ない程度の取り組みだと人って本気にならない。土俵際、崖っぷちにならないと良いものは出来ない という話でした。 どの業界でも同じだなぁと改めて感じた次第です。人はそういう状況に置かれないと力は発揮できないんだなと思った。 僕自身は経営者なので 大きな投資もしましたし 皆さんに毎月お給料を支払いしないといけなかったり 働きやすい職場にしないといけない状況なので こんな感じに見えてヒリヒリやってますが、組織でお仕事をしていく上でなかなか 従業員の方々全員が ヒリヒリする そんな状況を作っていくのはなかなか難しいと思います。 組織でやり切っていく仕組みで解決しないと難しいなと思ってます。 ・一つはやることを公言・発表すること・・「◯◯◯をやります!」 ・もう一つはそのやると言った案件の進捗や結果を全員に見える化すること。 そういう背水の陣で臨む状況 後が無い仮想の状況を作り出す事が必要です。 皆で良い意味のチェック機能を働かせる仕組みを作るのが良いのかなと考えています。

一緒に非日常を味わうということ

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キリンビバレッジとの工場見学、主催者として行っていただいた方 ご苦労様でした。まだ簡単な報告しか聞いてませんがとても良い内容だったように思います。 当社は今回のリアルイベントも含めて 過去から色んなイベントをメーカーの方々と一緒にやってます。キリンさんだけでも2015年の紅茶教室から数えると5回目。 伊藤園とはお茶の淹れ方教室や工場見学もやりました。UCCとも工場見学とコーヒー教室。他にもサントリー伊右衛門ツアー、カゴメ 料理教室など コカ・コーラ綾鷹ツアー ほんとに今から思い出すと色々実施させてもらいました。 何でこういったことを続けているか?実施しているか?の話をします。 費用対効果だけでみるとそれ程 効果の高い企画ではないのは誰が考えても解ります。 我々の持ち出しもありますし、メーカーには多額の費用負担を頂いてます。それを単純な販促の費用に回せば簡単に売上も増やせます。 そうじゃなくて当社は メーカー・お客様・我々でじっくり非日常な体験をする事が直接数字に表れない効果を後々まで産んでいく 間違いなく産んでいくと思います。 もちろん 実施した内容をWEB上で広報的にも広く利用することが重要です。 なかなかどの会社も簡単に真似出来る戦略では無いと思ってます。 来週 4年ぶりのリアルオンリーの文化祭があります。これも何年も続けてますが 効率性や費用対効果だけを考えると準備にかかるリソースや費やす時間など全く合わないです。 また今回はストレッチテントを高額な費用を掛けて購入してます。 これもステークホルダーの方々と一緒に非日常体験を味わいたい。ということです。

ブラインドスクエアの体験を踏まえ

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(写真は1年前) 土曜日は久しぶりのブラインドスクエアでした。時間が無かったので中途半端になりましたが、苦手な人が多くてもうちの会社はアクティビティーのメインはこれで行こうと思ってます。 新しい方が入ったタイミング 定期的に必要なタイミングで 必ず実施していきます。 それは仕事に色々置き換えやすいと思ってるからです。 今回 初めて見る側に回った方も居ると思いますが、見る側でも気付きは多いです。実際にやったり 見たりを 繰り返すことで気づきが深まるように思います。 今回の僕自身の振り返りとして少しお話します。 ・ゴールの共有には時間がかかる。日々のお仕事もそこをすっ飛ばして作業や業務はやってもらえるけど最初に共有をしておかないと遠回りになってるんだろうなと思う。 昔、がくちょに言われたことを思い出しました。 ・ほんとに人によって理解度は様々だった。正確に伝わってるかどうかの確認が重要。 ・メンバー全員にゴールのイメージが理解できてる状態は大変ですが ・詳細なプロセスの共有も まず最初にどうするか?の とっかかりがメインだったし仕事でもそういうシーンは多いと思う。 また それはやってみないと問題が見えてこない部分も多い。 ・1人でやったほうが良いことを最初から分業すると大変になることもあるし ・簡単だからと最初1人でやると 1人じゃできなくなる段階で大変になる。 どっちにしても複数人でゴールを目指すと チームで物事をやっていくと どっかの段階で大変なんだな。という事も改めて感じた。 指示系統が現場を体験しないと指示が的確ではなくなるし 指示系統が現場に入るとそれはそれで混沌となっていたように感じた。 他にも全員が喋れてないのは勿体無いなと感じた。 改めて「ブラインドスクエアの体験を踏まえ私達は仕事をする時にこういう風にします」 ・明確なゴールと詳細なプロセスを共有します。 ・強みを生かし 弱みをカバーし、社内の雰囲気づくりを行います。 ・自分の考えを解りやすく伝え、全員が発信できるようにします。 ・人によって理解度は様々です、正確に伝わっているか確認します。 ・自分の仕事はしっかりやりきり、チーム関係なくフォローします。

教えるものの心得「無言歌の教え」

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前回は「教わる者の心得」の話でした。 良き師に恵まれることは肝要だが此れはなかなか得難い どこかしら良いところがあるはずだから良いところを真似よ。 という内容でしたが 今回は「教える者の心得」です。 武術には 免許皆伝 目録 巻物なんかがあると聞いたことはあると思います。 ちなみに免許皆伝とは師匠が弟子(でし)にその道の奥義(おうぎ)をことごとく伝授すること。らしいです。 僕が大学のときに学んだ日置流印西派には 無言歌の教え というのがあり 詳しくは教わってないのですがネットで調べると26首あって57577で読まれているようです。 その一番目に出てきてる代表的な歌をご紹介します。 「人毎に生まれつきぬる弓かたちを みな一様と思うもぞ憂き」 ネットに掲載されてる解説には「人は生れつき骨格も気質も夫々異なるものであるから教えも一様ではない。変りあるところをよく見立てて指南する事。」ということらしいです。 人はそれぞれ違う。 ストレングスファインダーの強みの違いです。

法人設立32年

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今日は5月30日 当社は1990年5月30日に法人設立しまして 今日で32年。 1990年、僕は28歳です。田舎に帰ってきて丸三年。結婚して丸一年経過して 友見子はちょうど子供を身籠ったタイミングでした。 前もお話しましたが 法人化は全て当時の社長の父がやってまして 僕も家族に聞いてもあまり記憶がないです。 「社名をどうするか?」は父から相談を受けたのを今でも覚えてます。 いくつか候補があって最終 二人で決めたように覚えてます。 僕自身は法人化する必要性も感じて無く へぇ会社にするんか?という感じでしたが 父親はもっと早く法人化しとけば良かったような話もしてましたので前々から考えてて そのタイミングにしたのかなと思います。 法人化してなかったら よくあるパターンですが、家族経営から脱皮出来てなかったかもしれません。 先日 本社で見つかった書類の中に ナカヱ会 今の文化祭 の芳名帳(ほうめいちょう)を見つけました。 第一回の開催が法人化したその年の11月21日水曜日に開催してました。 今は閉業してますが、白浜の十河(そごう)というホテルで開催し 父親の知り合いのお嬢さんが若女将をされていてとても丁重にお迎えいただいたのを今でも覚えてます。問屋さん4社と メーカー5社くらい来てっもらって開催してました。 その後 6回くらい開催して中断し 再開したのが 2008年でした。 その時の両親の様子を 昨日、初めて妹に聞いたのですが ナカヱ会が再開した時は ホテル ベイ古賀の井で開催したらしく そのときは 両親も参加して 父親が母に着ていく服を新調したり 当日はこういう風に来てくれる方にご挨拶しろよと打ち合わせしていた様子でした。とても再開を喜んでくれていたようです。

他との比較にばかり意識がいくと

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また学生時代の話になりますが 大学 1年・2年・3年の時 なかなかレギュラーが取れない事が多かったです。 特に選手の人数が少ない試合では 部内で競争に勝ち残らないとレギュラーになれません。5人団体戦・6人団体戦では控えには入れるけどギリギリ選手になれない位置が下級生の頃は特に多かったと思います。(8人団体になると どういうわけか ほぼレギュラー選手に選ばれてましたけど。) 4年生になると どういうわけかそれがなくなりました。意識が部内の競争より 別の部分に移ったからなのか より自分に向き合えたからなのか・・そんなところだと思います。 指導者として学生を見ていた時も そういう選手が いつも居ました。5人団体の試合だと7番目、8人の試合になると10番目くらいで毎回 試合に出れない。レギュラーの位置をとれない。 おそらく 部内の競争(他人との比較)にばかり意識がいってしまって 本来の事が疎かになってしまってる状態です。 逆に いつもレギュラーに成れる人 常に一軍の人はそもそも意識が部内競争にはいかない。他人との比較等しないで 如何に本番で結果を出すかに集中出来るのですが レギュラーポジションギリギリだと 先ずはレギュラーの位置を取りにいかないといけない。 普段の練習がレギュラーの位置を取りに行くことが目的になってしまい その過程で調子を崩したり 本番で力を発揮できなかったりするケースも多かったです。 『人と競争してる人は 自分の弓を追求してる人には勝てない』 これはスポーツだけじゃなく仕事でも言えることだと思います。 我々の商売にも同様なことが言えます。 他店舗と競争してる店舗は 自分達の商売を追求してる店舗には勝てない 他社との競争にばかり意識を取られている会社は お客様にしっかり向き合ってる会社に勝てない。

デジタルデバイド ITリテラシーの高さは全員重要だよね〜という話。

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先日、ITリテラシーの重要性のお話をして なんでそれが高くないとダメなのか をどう説明しようかと考えてまして 次回の全体ミーティングでも少しお話をしようと思ってますが、これは当たり前の事で改めて言うまでもなく重要な点だと思います。 デジタルデバイド(情報格差) この言葉は2000年頃から言われてる言葉だそうです。情報格差 情弱という言葉もあるくらいで 強者と弱者が存在するということです。 インターネットやパソコン スマホ・情報機器 を使いこなせてる人と使いこなせていない人では 社会的にも経済的にも格差が出てしまう。ということです。 得意な人と苦手な人 改めて言われなくても誰もが既に感じてることだと思います。 国家・地域・個人・集団によっても格差が生まれてしまう。という問題。 「使いこなすこと」も大事で 「正しく使うこと」 も大事です。 また 正しい情報に辿り着ける人 と 正しい情報たどり着けない人が居ることも事実です。 上記で貧富の差が出てしまう。使える人は一般的に豊かになり 使えない人は貧乏になる。これは統計上で出てるようです。 乱暴に言ってしまうと 使えないと貧乏側に回ってしまう ということです。 安易な例えですが 使わなくなった洋服をメルカリに出して僅かでもお金に出来る人と 捨てるしかない人 どうせなら 使える側に回ろう。 会社のスタッフ全員が使える側に回るほうが 会社も絶対良いに決まってる。 もちろん得意不得意はあっても 少しでも使いこなせるほうが 上位に近づけるということになります。

5回目(5年目)の業績報告会を開催しました

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 直近2年間はオンラインでの開催だった業績報告会ですが、今年は感染対策もしっかりしつつリアル開催をしました。3年ぶりです。 事前に頂いている情報では リアル参加33名 オンライン約50名の合わせて83名でした。 オンラインイベントは何回か実施してますが 今回のようにハイブリッドでの開催は初めてです。 5回目の業績報告会と書きましたが、実際は春に開催するのが5回目でして 2009年頃から秋にナカヱ担当者会という名称で開催しておりまして、かれこれ10年以上 毎年業績をステークホルダーの方々にお伝えしているということになります。 ということで 春 桜が咲く頃の「業績報告会」、夏商戦を終えて「秋の文化祭」この2回は「社内外問わずチームワークを最も重要視する」という当社の価値観を最も体現している重要なイベントであると思ってます。 コロナ禍で我々の業界にもオンラインが標準になってきたことも含めもう少し踏み込んだ試みもこの春からスタートしたいと思ってます。 さて 2021年。 当社はというと 去年は大きな節目の年となりました。 この宮ノ前ベースの建設という大きな投資をいたしました。 建設に先立って 和歌山県、印南町と立地協定を締結頂き お越しいただいている 金融機関の2行にご融資を頂いて建築に至りました。 12月4日に行った竣工式 落成式には 業績報告会に 来ていただいている方々にも沢山お祝いに駆けつけていただきました。その節は有難うございました。 お陰様で1月から本格運用がスタートしまもなく三ヶ月になります。 この投資の効果ですが 直ぐに現れるところは見え始めていますし こういった催しを開催できたりするような 直ぐには現れない 見えない効果も 含め 期待しているところです。 2021年は当社 増収減益となりました。 また 2022年 今年は当社創業から90年にあたります。5月には創業祭を予定しております。この新たな拠点で心機一転 創業100年に向けての転換の年となるよう精一杯頑張りたいと思います。 秋の文化祭には 是非またお越し頂いて 終了後 懇親会を開催できるのを楽しみにしてます。

明日 業績報告会を実施します。

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 明日、業績報告会を開催します。準備して頂いてる土井・井上には慣れない中 宜しくおねがいします。 この2年はオンラインで開催していますが、それ以前 数年 リアルで開催していました。和歌浦のレストランでやったこともありますし 和歌山市のビックアイでやったこともあります。自社での開催が出来ないのでレストランや会議室を借りて 我々もそこに行って現地で開催してました。 ゆくゆくは自社でこういった催しも開催したい というのも僕の中にはあり建設時にはそのような事も考えて設計しました。 元を辿れば 1990年に第一回目のナカヱ会というのが最初です。1990年なので法人化して結婚した年です。父が色んな思いで開催したんだと思います。メーカー2・3社 問屋3社くらい来て頂いてたと思います。当時は取引先との懇親が主目的でした。 (写真は5回目開催で1994年11月22日) この会は5回くらいで ある事情があって僕が取りやめました。父はとても残念そうにしてましたが そのことについて僕にとやかく言わなかったです。 その後 長年そういったことを実施せずに 2008年頃 15年ぶりくらいに復活したのが「ナカヱ担当者会」いまでいう文化祭です。どういった経緯があって復活したのか覚えてませんが、2006年に社長になり僕自身もその必要性を感じて再開したんだと思います。 2010年の担当者会に父が叔父二人を連れて参加した時はとても嬉しそうにしていたのを今でも覚えてます。 2010年の担当者会の時に初めて楽天市場から担当者を招いてプレゼンをしてもらいました。このあたりから目的も少し変化してきて当社のことを理解していただくこと プラス ECのチャネルを理解いただくことも始まりました。 「社内外問わずチームワークを最も重要視します。」という価値観のもと(当時はまだ理念も価値観も出来ていませんでしたが)社外の方にも業績を発表していこうという事になったと思います。

まだまだ提案できることはいくらでもある

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元々 旅行や出張に行くと必ず便秘になる体質で家に帰るまで出なくなります。毎年の健康診断でも当日が近づいてくると検便しないといけないのに出なくなってしまいます。 今までは全くそんな事も気にしたこと無かったのですが 60歳になって身体の変化が気になってるからか、なんでもない普通の日常なのにこのところ便秘です。 家内に相談すると 「パパは水分不足じゃないの?朝お水飲んでる??」って言われました。何十年も飲料を売って水分摂取しましょうねとアピールする立場なのに 自分自身は充分に水分を摂取出来てません。 今日は僕たちの業界、飲料業界の話です。 戦後の清涼飲料誌 1ページ〜2ページのスクショ(清涼飲料工業会) このグラフを見ると2010年位までは生産量は右肩上がりで市場が大きくなってます。 ・容器の変換 瓶 缶 ペットボトルとありました。 ・飲料の種類の多様化は 初期から順番に 炭酸飲料・果汁・コーヒー・スポーツドリンク・野菜ジュース・ブレンド茶・烏龍茶・緑茶・ミネラルウォーターと増えてきた分 市場規模も大きくなりました。今はエナジードリンクなんてジャンルも小さいですけど生まれました。 ・市場は 従来のスーパー、コンビニと 飲料独自のチャネル 自動販売機、ここにきて僕たちのECとこちらも販売チャンネルは多様化してきました。 生産量は60年前と比べるとこのグラフでも20倍以上になってきてます。僕自身は その過程をほぼオンタイムで仕事として関わってききました。そんな世の中の流れを実際見てきてる というところがこの仕事に愛着が大きい理由の一つかもしれません。 一般的にはこの業界も 少子化・人口減少で国内の市場は伸びないと言われてはいます。 でも 災害時にはとても飲料は重要でした。 パンデミックにはこのチャネルの重要性も改めて認識もした。 昔から伝えてるこの飲料市場の未来:飲むという行為は 噛むというより楽なので 人間は楽したいほうに流れるというふうに 考え方を変えれば まだまだ広がるんじゃないかと思ってます。 水分補給のために飲む 健康維持のために飲む 体力をつけるために飲む 食事の代わりに飲む 健康寿命を伸ばすために飲む コミュニケーションを深める時に飲む 休憩のために飲む 気分を変えるために飲む 集中力を高めるために飲む まだまだ僕らが提案できることはいくらでもあると思います。

初心はどうしても忘れがちに

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 父は 恐らく 強みに「収集」があったんだと思います。 こんな封筒も残していました。 メモしてるのを見ると 今の三菱食品株式会社の前身 野田喜商事株式会社(前身が菱食でその前が野田喜商事)と初めて取引を開始したときに送られてきた速達の封筒のようです。中には何も入ってませんでした。 書いているメモがそういう意味なら 消印が昭和53年9月3日となってますので、父親が45歳で僕は16歳。今までハッキリとは知らなかったのですが高校2年生の頃に取引がスタートしたようです。 リリーの缶詰の野田喜商事と取引を始めたのは父親にとっても とても嬉しい出来事だったらしく、一緒に商売を始めた頃もその話をとても良く聞きました。この封筒を残してるほど嬉しかったわけです。 今は当たり前のようになってる仕入先でも 田舎で何も信用のない個人商店だった頃 そのお取引をスタートするそれまでは 僕には理解できないような苦労があったんだろうと想像できます。 どう仕入れをするか?を苦労していた父親とは違って 僕はその辺りは特に大きな苦労もなかったように思います。 父の想いを受け継いでいける会社にしたいなと改めて感じました。

利は元にあり

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小さい頃から 昔の話を家族から聞かされる事が多かったせいか 僕自身は父親から昔の話を聞くのが嫌でした。色々話も聞いてたはずなんですが、あまり覚えてません。昨日、そんな父親のエピソードを聞いたので紹介します。 日曜日は母とドライブが定番になっていて 昨日もあちこちドライブに行ってきました。終えて帰ってきて 昨晩、いつものように母との夕食を終えて帰ったら 自宅の前で近所の方に声かけられて立ち話をしたんですが、その時に 父が大阪まで仕入れに行ってた ルーツのような話を聞きました。  戦後、中江商店でまだ野菜などを販売していた頃の話ですが 祖父と父が こんにゃく芋を川俣観音の周辺まで仕入れに行っていた。という話でした。こんにゃく芋1個でこんにゃくが普通5個作れるとしたら川俣観音の周辺のこんにゃく芋は品質が良くて6個7個作れる ということでした。 調べてみると こんにゃく芋は今は群馬が生産地らしいので海岸沿いの温暖なところより寒い場所のほうが品質が良いという事かもしれません。 川俣観音って 今の時代になって道路が良くなっても25kmあって車で30分位かかります。当時、舗装されていない道路で自転車で買いに行ってたのでかなり大変だったろうなと思います。少しでも品質の良いものを仕入れるために遠くまで仕入れに行ってたんだと思います。 少しでも品質の良いものを仕入れるために早くに車も無理して購入したんだなと改めて思いました。 「利は元にあり」という言葉があります。 当時、御坊や和歌山市で仕入れる事も出来たと思いますが 大阪まで仕入れに行っていた そんな父親のルーツのような話を聞けました。

10回目のオフサイトミーティングを終えて

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土曜日、年に二回開催のオフサイトミーティングを実施しました! 参加人数は過去最高 23名 誰かも言ってましたが人数が多くなってくると統率を取るような場面はなかなか難しい人数になってきてる印象です。それはそれで面白くて僕的にも大好きです。 目指す30人体制が楽しみでなりません。 午前中にやったマンダラチャート これは今回やってみようと急に思い付き、僕が提案してやる時間をとってもらいました。 このところの出来事やこれから起こりうる未来に向けて このタイミングでそういった事をそれぞれが考えてもらうのが必要かな と考えて 一人ひとりが ミッションやビジョンに向かう上で どんな要素が必要だと思ってるか どんな言葉を使うか またそれを他の人と比べることでどんな気づきを感じてくれるのか その辺りが狙いではありました。 回収してるのでじっくり拝見しようと思ってます。何が正解で何が間違ってるというモノでは無いと思ってます。これも何回かやってみるとその時々の課題や成長度合いで変化していくものだろうと思ってます。 苦手な方も居たようですが、それぞれなんらかの気づきはあったように思います。 じぶんがたり は木村からの説明があったとおりです。 この時間帯はあまり関わりがなかったのでどう感じたか それぞれで感じ取ってもらえてると思います。 ブラインドスクエア 今回は全員で挑戦できて誰も自己重要感が損なわれない設計で と希望を貰っていたので 結果的には丁度いい時間で終えて難易度もまぁまぁ良かった感じです。 どういうお題にしても仕事と同様 得意不得意分野があって ブラインドスクエアの中でも得意な部分と不得意な部分をだれしも持っていて その中でも得意な部分を率先してやっていく そんな状態だったように思います。 チェックイン チェックアウト振り返り この辺りの時間配分が毎回損なわれてしまってるのは反省点です。雑な振り返りをしないで深く時間をかけて振り返りを出来ればもっと良かったのにと思いました。 次回は12月頃 新倉庫はすでに完成しています。どんな形でやるか 今後決めていきますが、今までの10回とは違う形になりそうな予感がします。

関係するすべての方々が潤う方法を考えます

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 価値観の3つ目「関係するすべての方々が潤う方法を考えます。」 これはよく言う「三方良し」売り手よし、買い手よし、世間よし と同様の意味合いです。伊藤忠商事の経営理念のようです。 これは重要だなというのは実体験からきてます。 2002年に撤退しましたが当社はアイスクリームの卸をやってました。1960年くらいから40年以上やってたんだと思います。やり始めた頃は夏場 モノが売れない季節に現金で卸取引できるので日銭ができて良かったんだと思います。 NBブランドのアイスクリームは6掛けで仕入れるわけですが 僕が入社した頃にはすでにこの地域にも量販店舗ができていてその量販店への代行卸をやらしてもらってました。6掛けで仕入れたものを65掛けで卸す契約。冷凍で保管してるものを8%程度の利益で卸す契約になってるわけです。 特売のときにはそれが6掛けになっててこれだと利益がゼロなので補助を請求する。請求しないと1円も入らないわけです。今でも会計が二の次になってる位なので家族経営でギリギリに人数でやってたら請求もきちんとできない。長年そんな状況でした。 そもそもそんな契約にしてしまってる この業界はどうなの? 全く利益が出ない。 お給料も少なかった。 このチャネルはそういうふうにしたくないという思いもあります。

「楽しみながら全力でやります」

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価値観の2個目「楽しみながら全力でやります」 ここはそれぞれの解釈でいいと思う。 「楽しみながら」 よく言われる チクセントミハイの フローの状態 であったり チームビルディングの おもしろ化力 という所です。 仕事ってまぁ通常は大変で面倒なことが多いわけです。 お客様の対応であったり、何事もチョット手を抜くとうまくいかなくなる。 もちろん職場の人間関係や、作業のミス、お客様とのトラブル、業務では苦手なこともやらないといけない。 体調の優れない日もある。 嫌な出来事が起こることもある。 まぁこれら全てひっくるめて楽しむ。ということかなと。 「全力でやります」  こちらはスポーツでもよく言うところの「ベストを尽くす」。 全力でやる というのは 行動ですが、その行動の源泉は考え方からくると思います。 よく言われる  思考が変われば 言葉が変わる 言葉が変われば 行動が変わる 行動が変われば 習慣が変わる 習慣が変われば 性格が変わる 性格が変われば 運命が変わる 僕自身しっくり来るのが「全力で情熱を燃やす。」 また 「執着心を持って取り組む。」 ということかなと思います。

労働生産性を高めていくためには

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 中期計画で売上30億・30人体制・経常利益6000万を目指しています。 9月を終えて第三四半期を終えました。 今期も今月を含めて後三ヶ月です。 今期の売上はコロナの影響や皆の頑張りでお陰様で18億を超えてきます。 先日リーダーミーティングでも少し話をしましたが 日本は先進国の中でも労働生産性がとても低い という風に言われてます。(労働生産性とは労働者一人あたりの付加価値額。計算式は色々あるみたいです。) 僕自身この件に関して 日本人は勤勉でよく働く国民性なのに労働生産性が何でそんな低いんだろう??と思ってました。 先日聞いた内容では、先進国での その国にある20人以下の中小企業の数(そこで勤めてる従業員の数だったか??)をグラフにすると上記のグラフと真逆になるそうなんです。要は規模の小さい中小企業はどう頑張っても労働生産性が低いということかとおもいます。日本は規模の小さい会社が多く先進国の中でも労働生産性が低くなるということ。 上記は世界規模の話ですが、では。。 10年前 当社の売上は7億2千万で 9月に給与を支払っていた人数は 20名でした。一人あたりの年間売上が3,600万。 今期  18億以上になりますが 27名です。一人あたりの売上は6,600万になります。 この数字だけ見ても(これは売上ですが)労働生産性が上がってそうです。 一定の規模をしっかり目指していかないと我々一人ひとりも潤っていかない。 改めて しっかり中期計画を目指していく事が重要だと感じました。

eコマースで飲料をお届けする 販売する このビジネスの本質は?

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そもそも店頭で買うのと何が違うのか??? 1.販売するタイミングはどうか?というと  店頭販売の場合 従来は現物の在庫が入って店頭に並んでから販売です。  eコマースは現物があっても販売できませんが、逆に現物がなくてもデータが揃ってページに掲載すれば販売可能です。 2.購入するタイミングや場所はどうか?  従来はお客様が営業時間に店舗に行った時に購入するわけですが  eコマースは24時間・自宅や会社から購入します、又 スマホの普及で休憩時間や通勤の電車の中でも購入できることになりました。  又 何かをしながら(テレビを見ながら、デスクワークをしながら、家族で画面を見ながら)購入もできます。 3.商材という切り口ではどうか? 現状我々は市販の商品をそのまま箱で販売してるだけですが  例えば商品の大きさは?という観点で言えば   店頭なら自分が持って帰れるサイズですが、eコマースなら宅配業者が運べるサイズであればOKです。  単価は?という観点からだと   店頭だと1点あたりの価格は数百円程度まででそれ以上の商品は販売しにくいと思いますが、eコマースの場合は3,000円代の商品が販売しやすいと言われてます。  パッケージは?という観点では   店頭ではパッケージだけで商品の説明が完結されてないと販売しにくいですが、eコマースの場合はラベルレスのような商品もOKです。 4.では商品がお客様の手元に届くタイミングは・・・  店頭では決済をする前に手に取ることが出来ます。  eコマースは 決済も済ませて最短翌日以降、例えばクラウドファンディングなら 別に一年後でも可能。 5.商品価格は?  店舗からの自宅や職場まで お客様が労力を使う  自宅や職場までのお届け先までのコストをお客様が支払う。  ただ、ギフトも自宅消費も同じコストで手に入るというのもeコマースの特徴です。 まだまだ他にも切り口は有ると思います。 この違い、この商売の本質を理解して 常にこのビジネスに取り組む事が必要だと思ってます。