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最初の一歩はとてもエネルギーと勇気が要る。それをどう継続していくかで 数年後 結果は変わってくる。

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昨日は「カエルフェスティバル」お疲れ様でした。 初めて参加したのは2012年だったか カレンダーに残ってるのはその頃だったと思います。売上規模は10億にまだ届いていない頃。人数も十数人で木村がまだ入社していない頃です。現状の室メンバーでは青木だけの頃。 それほど記憶にも残ってないですが、初回はイベントに参加するだけでエネルギーがかなり必要だった記憶があります。これは 電話コンテスト や 就職フェアなんかもそうですが、経営者としては何事も初回に参加するのはエネルギーが必要なんです。これはその立場に立ってみないとわからないですが どういうことかというと ・成果が出るかどうか分からない中で判断する不安 ・スタッフの振る舞いや ブース運営 企画 が街の人にどう見られるかという責任 ・参加するメンバーがどう振る舞うか?で会社全体の信頼を背負う重さ ・うまく行かなかった時に1回だけの参加になるリスクの想像と対策 ・地域で認知が広がることによる未来の採用につながるかの読みと賭け 目的も明確にしないまま「参加するぞ!」と言って 初回、青木はそのあたり特に理解はできて無かったと思いますが 言われるまま頑張ってくれていた。そんな記憶が残ってます。 よく理解できてないまま 社長が参加するというならしっかりやるか という事で頑張ってくれたんだと思います。そういった初期メンバーの頑張りがなければ今の形には成ってなかったと思います。 今は おかげさまでスタッフの皆さんだけで回せる外部のイベントになってもう数年になるように思います。 目的は色々あって ・地域での認知拡大(出店すること・参加者がどう振る舞ってる会社なのか?)これが自分達より優秀な未来を担うメンバーが一人でも増える事に繋がれば。信用にも繋がれば良いなと思ってます。 ・物販のリアルでの経験をすることでネットで物販する事がどういうことかを理解していただく。 最初の一歩は、勇気とエネルギーが要る。でもその一歩は、会社の未来をつくるために必要な挑戦だったなと思います。これからも「最初の一歩」となる案件も沢山出てくるはずです。 また過去からのバトンを受け取った方は ・改善者の視点で参加する ・楽しみながら全力でやります という気持ち ・来年や再来年の後継者にしっかりバトンを渡す側として参加する そんな気持ちが必要です。 会社としては ・消化試...

静岡 企業視察振返り

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先週 静岡に企業視察に行ってきました。船井総研の企業視察で昨年 アメリカに行った国内版のような内容で バス移動しながら今回も6企業くらい視察させていただきました。船井総研の良いのは視察する企業の選定から 視察内容 視察後の振り返りを参加者にもさせますし 自分達もガチで振り返りをします。 今日は二日目に行ったzohoの話をします。前任の社長が講演してくださった内容は事前に共有している通り インドとの国際交流や文化交流 地域や社会貢献 組織改革や人事改革の話で 如何にサステナブルな企業であるかの内容に終止していました。 zohoのアメリカオフィスはテキサスの牧場に移転した。創業者は高い建物で仕事をするのは良くない。エンジニアの仕事は自然の多い場所で基本やったほうが良いという その考え方も影響しているんだと思います。 川根本町 大井川の上流 人口が5000人くらいの この地域で言うと日置川とか中津村のような印象でした。 僕自身はzohoのサービスを知ったのは2011年の秋頃 当社では現在 Analyticsのサービスのみの利用で 主に数値共有のグラフつくるのに使用してます。 非常に良いサービスで日本の中小企業に普及すればDX化が一気に進むのに なかなか知名度も上がらず普及しないなぁと普段から思ってます。 現地でも同様の質問をして 本業の普及こそが社会貢献ではないのか?普及しない大きな原因に日本語化の遅れがあるのでは と指摘しましたが 回答は「船井総研も注力していくので今後は進んでいくだろう」でした。 IT企業にありがちなコア事業をガンガン伸ばしていく 何をおいても数字を追っかけていく そんな空気は微塵も感じなかった。実際にサービスを使っている側でなんとなく感じてる違和感が実際その会社を訪れてみると普段感じてる その通りだった。ということです。 その後 バスの中でも良いサービスなのに 残念な感覚と 同様に当社も外部から見るとどう写ってるのだろうか? 注力の割合が業績以上にチームワークに傾斜していたタイミングも長らくあった事を思い出しました。

一つの生命体のような組織を目指すために

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今期、3つ出している中でも「組織一体化の停滞」の課題に対しては 他の課題に比べて あまり話に出にくいのかなと思ってます。 当社の価値観の一番目に「社内外問わずチームワークを最も重要視します。」と入っているにも関わらずです。 もちろん それに対しての取り組みはやっていると思っていて ・先週土曜日のチームオフサイト ・チーム懇親会の補助 もそれにあたると思ってます。 また『組織一体化』 これについては 「一つの生命体のような組織を目指そう!」ともよく言ってます。 ・どこで何が起きてるか分かり易い ・ガラス張り経営の実施 ・チャットの有効活用 ・ステークホルダーとも一つのチームとしてやっていこう。 ・ステークホルダーにも当社の価値観をしっかり伝えていこう。 など その他にも僕自身小さなことですが 最近気をつけてる事を伝えます。 ・極力何が起きてるか どう感じてるか 伝えるようにしてます。 ・月次チームミーティング 現場ミーティングなど 可能なミーティングは執務室で行うようにしてます。オンラインでの打合せも執務室で問題ない内容であれば執務室でしたほうが良いかなと思ってそうしています。。その方が詳細は内容まで解らなくとも雰囲気や空気感は伝わるだろうし、聞こえてきた言葉の一部から熱量が伝わったりするかなとも考えてます。

「お客様のため」という言葉が現場を追い込んでいく

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昨日、久しぶりにAmazonプライムでラストまで映画を観ました。今日はその映画の話をします。 AmazonプライムやNetflixの料金体系だと 最近はあまり最後まで観れなくて途中で面白くなくなって終える映画が多いです。じっくり時間を掛けて観る という習慣が変わってきたのか短くて一定の刺激が無いと観続けられないのか解りませんが、ラストまで観ないで終えるのが多いです。。 「ラストマイル」というAmazonを題材とした映画で僕にとっても身近な作品で 途中で辞めることなく最後まで観ました。 「Amazonは“地球上で最も顧客中心の会社”を目指すと公言していますが、この映画は「DAILY FAST(デイリーファスト)」という社名で設定はほぼそのままです。 アメリカに本社を持つ世界最大級のオンラインショッピングサイトの日本支社が舞台 本国とジャパンの社員 下請け配送会社との関係など が描かれてます。 あまりにも身近すぎて 実際に日本で起きた事や 絶対起きてるよね・・な事などもリアルに描写されてました。 カスタマーセントリック(顧客中心主義)という企業スローガンが全体に深く刻まれてる言葉で 劇中では物流の効率や配達の速さを至上として下請け会社や労働者に無理を強いるという価値観が描かれてます。 「お客様のため」という言葉が現場を追い込んでいく という非常にありがちな内容でした。 会社の利益のために顧客中心主義という言葉を利用している そんな内容でした。 我々の会社はAmazonほど突き詰めれるわけでもないですが、ビジネスなのでどこかでバランスは欠くことがあってもおかしくないなと感じました。

極限の状態での僕の行動と思考

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先週 富士登山の報告をしました。その後 一緒に登った23歳の方が動画編集をして共有してくれたので家族にも見せながら 自分自身でも富士登山の振り返りをした そんな話をします。 ちなみに 動画や写真を撮影してくれたのはホントに大変だったと思います。当然 先回りしての撮影や良い構図を狙っての撮影もしてくれてました。登山だけでも大変だったのに頭が下がります。 完成した動画を見て真っ先に思ったのが、 1.僕だけカメラに向かって一切リアクションをしていない。笑顔もほぼない。 2.自分のペースを終始守ろうとしている 3.自分では写真撮影をしていないし、アプリも色々あるがスマホもほぼ触っていない 4.山頂に到着した後 剣ヶ峰に登る方も居ましたが 僕は止めておきました。 5.山頂の山小屋で温かいものを食べたのですがカップラーメンも選択肢にあったが味噌汁を選択した。 6.大砂走りのコースを下山したのですが一度も最後まで走らなかった。 これらの行動や思考から分析してみました。 一連の行動や思考で言えることは 完全に省エネモードになっています。登山をスタートしたタイミングから「無事に下山する事」が第一目標になってそれ以外のすべての選択肢を排除しています。最小限のエネルギーで下山することを何よりも最優先している。 確かに これ以外のゴールが無い という状況になると全てを排除していく これは今までの仕事の人生でもありましたし それ以外でも確かにありました。目標一つに絞り込んでいく そんな傾向が確かにありました。スマホを一切触らないという行動もこれにあたります。 撮影してくれてる方にリアクションが無い というのは猛省なんですが、こういうところも往々にしてあります。良く言うと体調を考え登山に集中していた。悪く言うと余白がなかった。配慮が足りない。ということです。 自分のペースを優先しようとしている 周りに引きずられない 自分の感覚を優先した。高山病もあって みんなのテンションより自分の呼吸や歩調を優先した とも言えます。 山小屋でカップラーメンを選ばずに味噌汁を選択 というのも前日の体調不良を考えて 極力内蔵にも負担の少ないのを選んだ ということです。 剣ヶ峰を諦めたのも 良く言えば「せっかく来たんだから」という一時的な達成感より 最終目標である無事下山をする事を優先してる。悪く言えば 大胆さが足...

富士登山 高山病で大変でした!!

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一部の方には 少しお話しましたが 富士登山の報告をします。 先週、8月5日(火)朝5時に自宅を出発しました。一緒に行ったメンバーは僕を含めて6名 一番高齢の方が72歳。70歳。僕63歳。60歳。51歳、23歳のメンバーです。 60歳以上のメンバーは僕以外 マラソンの経験がとても豊富な方 ウルトラマラソン経験者も2名。こんなメンバーで登山しました。 準備はネットやAIを駆使して様々なものを準備したり心構えをしたりしました。 当日 朝5時に家を出発しましたが、道路の渋滞で富士宮口の五合目に到着したのが2時半頃。本来、山小屋に予約を入れてなかったら2時以降の入山は禁止らしいです。また高山病予防のために5合目でカラダを慣らす目的で1時間程度準備をするのが最適なのですがその時間も取れないまま登山をスタートしました。 スタート直後は特に感じなかったのですが、6合目くらいから喋らなくなって 登山の時はだいたい喋りたくなくなります。話しかけられるのもどちらかと言うと勘弁してもらいたいですが気を使って皆さん喋ってくれるのですが、それが辛い。7合目くらいからは息切れが激しくなってきて 8合目に到着する頃には明らかにカラダに異常をきたしてきます。 リーダーシップにも色々タイプがあります。僕のように慎重で色んなケースを想定に入れて 色んなことが起きても想定内で安全な予定を組みたいタイプと その場でなんとかしていくタイプ。ある程度想定はしていたのですが、今回ばかりは 事前に把握していた以上でした。 富士登山は僕の中では海外の方の旅行のコースに入ってるくらいメジャーなレジャーの一部だったのですが、実際に行ってみると過酷の一言に尽きる ある意味 何百年も続いて信仰されているのがよく分かる そんな山でした。 どう伝えたらリアルに伝わるか解りませんが8合目周辺になると空気が薄いので体内の酸素が足りないのが判る。息をしっかり吐いて酸素を体内に入れないと 脳に酸素が届かない。長距離マラソンを走ってる最中のような呼吸。一歩足を踏み出すのに数回大きな呼吸をして踏み出す。15歩進んだら休憩。そんな状況で9合5尺の山小屋を目指しました。 本来夕方5時には山小屋に到着しないといけないのですが 7時を過ぎると夕食を出してもらえなくなり 実際に到着したのが夜9時半頃。7時間以上かかりました。 実際行って解ったのですが...

世代の違いによる価値観の違い

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  先週、久しぶりに子供や孫達が帰省してじっくりお休みを頂きました。小学4年生の男の子と年中組の女の子。磯遊びや星空ツアーに行ってとても楽しかったようで良かったなと思ってます。 家族が3世代揃って 自分が子供の頃親に育てられていた当時と 自分たちが子育てしていた頃との違いや 世代ごとの違いを感じました。大きな違いは子供たちの意見をとても大事にしてる尊重しているのはまぁビックリします。食事にしても行く場所にしてもやることにしても。。 この世代間の違いが気になって 彼らを見送ってから例のごとく生成AIと壁打ちしてました。 生きた時代、社会環境、家族観、仕事観、金銭感覚、教育、娯楽、消費スタイル、憧れ像、住まいの価値、余暇 試しにこの会社の前身 中江商店を創業した祖父の代から五世代やってみたのですが随分それぞれの世代で違ってました。 こちらがそうです。 項目 明治40年生まれ(1907)あなたの祖父 昭和8年(1933)あなたの父 昭和37年(1962)あなた 平成3年(1991)息子さん 平成27年(2015)お孫さん 📅 生きた時代の中心 明治〜大正〜昭和前期農村社会/戦争前の日本 戦中〜戦後復興期/工業化開始 高度経済成長〜バブル景気 バブル崩壊後〜情報化・不安定期 AI・SNS・多様性と格差の時代 🌾 社会環境 農業中心/大家族/寺子屋文化 都市化の始まり/戦時動員と家制度 工業化・サラリーマン時代/核家族化 個人主義・情報過多/就職氷河期 デジタルネイティブ/選択肢過多 🏠 家族観 家制度の中心/家長に絶対服従 父の権威強く、母は内助 良き家庭・良き父母像を理想に 対等・フラットな親子関係 血縁より“つながり”を重視する家族観 💼 仕事観 家業 or 奉公/「働く=生きる」 忠誠・忍耐・終身雇用型労働 出世・安定志向/正社員信仰 やりがい・自由/転職・副業OK 好き×社会性×AI時代の働き方 💰 金銭感覚 自給自足/現金は贅沢 倹約第一/物は直すもの 持ち家・保険・車で資産形成 サブスク・投資・経験消費 デジタル通貨・共有経済が前提に 📚 教育観 寺子屋/読み書きそろばんで充分 義務教育開始/学歴より実用 学歴社会の全盛期/塾・受験...

歳を取ったなと思うシーン

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 朝会のお題の話をします。「歳を取ったなと思うシーン」これは沢山あります。 ・早寝しないと翌日に影響する ・睡眠時間が短い ・起きる時間が早くなった。 ・なんでもない時もカラダがあちこち痛い ・高いお肉を食べれなくなった ・ラジオ体操が年々キツくなってきた ・関わる人が年下ばかりで 偉い人も年下になってきた。 ・運転が特に下手くそになってきた ・しかもヒヤリすることが多い ・普段から 体勢でバランスを崩すとリカバリーできなく転ぶ ・見えてるようで見えてない事が多い ・根気がなくなってきた ・テレビでアイドルや若い女性の見分けがつかなくなってきた。 ・取引先の名前が覚えれない。 ・何か良い事が起きても喜んでくれる人が少なくなってきた ・涙もろい。 ・眉毛だけが伸びる。 誰もが感じるそんな事はたくさんありますが、他にも最近自分でもへぇと思ってることがあって 木々や草花で季節の変化を多少感じるようになった事です。 暑い寒い以外は僕の中に季節感はほぼ無かった。感受性とか感性とは全く無縁。ほぼ梅の花と桜の花くらいでした。他の人がそんな話をしてても何も興味無かった。それが、ここにきてほんの少しですが、新芽が出てきた。紅葉が始まった。山にこんな花が咲き始めた。実をつけてる。 そんな事を感じる事はまず無かった。100%無かった。逆に昔から家内からはそんな話をよく聞いてました。聞くたびに関心が一切ないから聞き流すばかりでした。 その頃に比べると最近は多少受け答えも出来るようになりました。逆に若い頃 全く興味を持てなかったのは何だったんだろう?少し心に余裕も出来たのか成長出来たのか。。

この時代に生まれて良かったな というお話

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この時代に生まれて良かったな というお話です。 みんなそう思ってるんじゃない?という考え方もあると思います。 僕の場合は 自宅のテレビが白黒テレビからカラーテレビになって 自動車が普及 高速道路が出来て 高度経済成長の時代 なんの恩恵もなかったですがバブル時代も経験 インターネットの出現。スマホの普及 ぎりぎり現役中に生成AIにも間に合った。量子コンピューターとかも楽しみ。 世の中がどう変化していくか?変わっていくか?が楽しい。会社で作った年表もその延長です。 直近 コテンラジオも面白かったです。技術の歴史。聞いた方いらっしゃいますか?合計すると10時間くらいのコンテンツでした。 技術が進歩したことでどんなふうに世の中が変わっていったか?全く知らなかったことで記憶に強く残ってる話を2つ紹介すると ・不老不死の薬を探してて火薬を発明してそれが中央集権国家につながった。 ・化学肥料が生まれたおかげで農作物が大量に生産できるようになって世界の人口が激増した。 技術の進歩の話なので 後半にはインターネット、半導体、生成AI の回もありましたが インターネットによる変化はまだまだコレかららしいです。 どんな世の中になっていくのか?どう変化していくのか?見届けたいと思ってます。 もう1点 この時代に生まれて良かったなという事があります。 先週 ミッション・インポッシブル最新作を先行上映の初日に観てきました。 トム・クルーズは僕の1つ下ですが 彼と同世代に生まれて良かったな。と改めて感じました。

ビジネスが上手くいかないと全て何もかもうまくいかないと考えてたフシがある

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モチベーションの源泉の話をしましたが、今日も自己開示します。 他の人はどういう考え方をするのか 僕のような考え方をする人が多いのか少ないのか判りませんが 僕の考え方の話をします。 「ビジネスが成功しないことには何もかもうまくいかない」と考えてました。 これは非常に偏った考え方なのか一般的なのかよく判りません。 男性女性によって大きく変わるのか? 「男性脳」なだけなのか? 「なにもかもうまくいかない」と思ってました。 ・経済的な面 ・人間関係 ・家族関係 ・子育て ・親子関係 ・地域社会との関わり ・コミュニティーでの存在 ・承認欲求 全てがビジネスが上手くいかないと駄目だ。と思っていたフシがあります。 言い換えると ビジネスが上手くいくと全てが上手くいく と思ってたかもしれません。明らかに偏ってます。 これは中江商店で働き始めてからずーっとそう思って、最近 そんな偏った考え方は変かも?って思うようになってきました。 なんでこんな考え方になったのか? インドビジネスミッション後にお話した内容 全ての問題を解決するにはビジネスで結果を出すしか無いと思ってました。 いい意味でいうと1点に課題を集中できていた。 願望は1つに絞らないと叶えられないとも言います。 数十年 この考え方だったように思います。

キリンさんとの取り組み会議

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先日のキリンビバレッジとの取り組み会議の話をします。 一年間の取り組みをお互い握る 毎年何社か実施してますが そのうちの1社です。 以前は 大阪のグランフロント 近畿営業本部で実施していたMTGを 去年から東京の本社で広域の部署も交え実施するようになりました。 キリン 本社受付フロアにて 元々 大阪で実施していたときも本社の広域の方も来てくれてましたが。。 キリンさんと取り組み会議を定期的に開催するようになったのがカレンダーを見ると2014年からのようで、もう10年以上になります。 それ以前は担当営業の方と商談がメインで 歴代 小野さん 生塩さん 山口さん 神田さん 河野さん 長尾さん 山田さん と担当の方々がいらっしゃいました。 会社の方向や担当営業の考え方でメーカーとは 関係が良いときと うまく行かない そうでも無いタイミングは今後も出てくると思います。人に依存しない形にはしていかないといけないなと思ってます。 キリンビバレッジさんは 今ある主要メーカーでは 比較的取引が濃くなるタイミングは遅いメーカーです。 当初 地元のコンビニと取引するためにキリンの品揃えもどうしても必要で キリンビールの特約の南部の酒屋さんから仕入れておりました。 1990年代 当時 この地域に限って言えば 担いでる問屋さんも少なかった印象です。酒屋さんから仕入れても卸商売が出来ました。。 その期間が長く ネット販売を始めてから それじゃなかなか勝負できなくなってきて2000年代に入って三菱食品の帳合になったように記憶してます。 その後、工場見学や紅茶教室などのお客様イベントを一緒に開催したりさせて頂くようになりました。取引スタート当初はなかなか考えにくかったです。 年間の予定を握るのは 彼らの考え方も理解できるし 当社の受取方であったり 戦略も理解していただける そんな機会だと思いますし それこそステークホルダー・エンゲージメントを高めるのにも お互いとても良い機会だと思います。

経営者も「ヒューマンエラーからシステムエラーへ」

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先週 ヒューマンエラーからシステムエラーへという話をしました。人はエラーを起こすから性弱説に基づいて仕組みを考えようという考え方です。 年末 身内の不幸で長崎県の五島列島に行ってきました。 五島列島からの帰り 博多駅 一年で一番駅が混雑してるタイミングだと思います。行きは九州まで飛行機だったのですが、乗り継ぎのこともあり 帰りは新幹線で帰ろうと新幹線予約をスマートEXで初めて予約しました。やったことある方いますか? 長年気になりつつ一度もやったことなくて、それは特急くろしお乗り換え割引とかややこしいんでやってなかったのです。  切符を受け取るのか 自動販売機で行列に並び 自分の順番がようやく来ました やってると途中で 操作がわからなくなり 隣に並んでた若い女性に これどうやるんでしょうか?って聞いたり それでも出来なく モタモタしてて係員を呼んでしまって 大混雑してるので係員も来なくて 後ろに大勢並んでる中 「何やってんだよ!くそジジイ」状態に成り果ててました。 結局 係員に新大阪まで仮の入場券で来ました。 自分でも年齢の割にデジタルリテラシーが高いと思ってた筈の なのに 一年で一番混雑してる博多駅でなかなかみっともないシーンでした。 先日、多田さんと少し話した内容ですが 車を運転してると 若い時には無かった ヒヤッとする経験がこの数年たまにあります。見てるつもりでも見えてない事があってドキッとします。 先週の室会議でも え?俺そんな判断したの?という事がありました。 今月で63歳になりまして今は違いますが 一昔前だと定年を過ぎている年齢。 大体の集まりに行くとほぼ年長者です。年長になると若い頃にはサクッと聞けた それ教えてよ っていうのが言いにくくなりますし 色んな情報を持ってる若い連中の輪に入るのが難しくなります。  年齢を重ねることで 成熟したり深まったり磨かれていくこともありますが、大抵 衰えてくることの方が多くなってきます。 これからは そういったシーンが増えてくるように思います。 経営者が一定衰えてくる 誰しもそうですが この会社も それに向き合っていく事になります。 冒頭の「ヒューマンエラーではなくシステムエラー」 経営者も衰えていく。判断も誤る事がある。情報音痴にもなってくる。それをカバーできる仕組みにシステムにもしていかないとという事だと思います。

「蜘蛛の巣」をずーっと考えた。

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金曜日・土曜日お疲れ様でした。 僕も相当疲れたようで土曜日帰ってから夕食を途中でやめて寝ました。 ほんと珍しい。なかなか今まで無いパターンでした。 昨日は 土曜日の蜘蛛の巣を考える時間が多かったです。 ・なかなかクリアできる気配が無いなかで時間が過ぎていって難易度を下げたあのファシリテーションは正しかったのか? ・そもそも僕がこれはチョット難しいかな?と感じたのが皆に伝わったからそういう空気になったのかもしれんな。← まぁ本業ではそういうシーンはよくある。 ・到達が難しいお題が出た時には一人ひとり どんな振る舞いがチームにとってプラスに働くのか? ・一人ひとり どんな発言や声掛けがチームを勇気づけるのか? ・難しいお題にも果敢に挑戦できるチームと なんとなく諦めのムードが出るチームは何が違うんだろうか? ・高い目標をクリアしていく会社と 無難な成長で甘んじる会社の違いはどこに出るのか? ・お代をクリアして終えたあとも達成感に痺れる設計にはなかなか出来なかった。 高いお題が出ても自分達を信じて一丸となって果敢にお題に挑めるチームを作りたいなと。どうやったら作れるんだろうか?と思います。 冒頭の夕食も食べれないで寝てしまう体力の問題。 ・自分が代表でやってるタイミング。あと何年出来るかわかりません。10年やると73歳。流石に「体力・気力が溢れる」という年齢ではないことを考えると。 そろそろ早いこと出来れば本業で痺れるそんなシーンを皆と一緒に体験できたら面白い。

理想の休日の過ごし方

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2分間スピーチが「理想の休日の過ごし方」というお題だったのでその話をします。 ちなみに昨日の日曜日は全く何もしないで 一日中家に居てゴロゴロしておりました。麦の体調が少し心配だったのと 冬 寒いのが苦手なので誰も居ないとこうなりがちです。お陰で体調万全です。 改めて考えてみると 昨日のように何もしないではなく できれば充実した一日を過ごしたいなと思ってる部分が大きく でも、計画を立てるのがあまり得意じゃないところもあります。 どちらかというと家族が喜んでくれる過ごし方が良いな。  家族が喜んでくれる過ごし方ということで 今年 吉野桜を見に行った日がありました。あまり家内から「◯◯に出掛けたい」とか要望を言われる事はまず無いですが、吉野桜は見てみたい と言ってたのでそれじゃーっ行けるうちに行こうってことで 見頃の平日を狙って行ってきたのです。お天気も友見子にとってはよく日差しがない曇りで平日で人出もそれほどでもなく車で山頂のほうまでグルっと回ってこれたので良かったです。  以前 朝会で何度か話したと思いますが 父が亡くなってからの休日は毎週 母親と二人で周辺をドライブしてました。日曜日になると車で出掛けるのを待ち構えてる人で おそらく父親が元気な頃はずーっとそうだったんだと思います。 認知症が酷くなるまで欠かさず4、5年間 毎週出掛けてました。特に目的も無くドライブしたい人で、父と一緒に車に乗るのがとても好きだったんだと思います。行ったこと無い所に行くと喜んでました。 家族が喜んでくれる という意味では 理想の休日の過ごし方だったんだろうか??まぁでも母親との良い思い出にはなったなと思ってます。

イノベーションの停滞

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 イノベーションの停滞 の話をします。 戦略発表でも話しましたが 当社の今があるのは25年前に先駆けてイーコマースに参入したことです。 会社に販売管理のパソコンを入れて 個人でも趣味でノートパソコンを買って パソコン通信の経験もして 物販をしてみたり その後 青年会議所の活動の中でインターネットに出会い 友人にサイトの作り方を教えてもらって 情報の収集は 雑誌から得て 当時は田舎にいるとなかなか掴みにくかった情報をなんとか得ようとしながら面白半分やってました。 偶々ですが 楽天市場に出店することになりました。 アクティブに動いた訳ではないですが、家業の傍 新たな事を何かやろうとしていたから 偶々そういった流れが来たんだと思います。 当時まだ30代。頭も柔軟で色んな事を吸収しやすかったんですね。 当時から30年近く経過して SNSも最新のテクノロジーにも 自分自身で付いていける実感がほぼなくなってきました。 いち早く参入したお陰で今があるのに新たなことへの熱意が年齢とともに落ちてくるのは 会社として今後 致命傷になるだろうなという想いがあります。 生成AIの世界の進歩は 今まで経験してきたテクノロジーの進歩とは又違う次元のような感覚です。 これは組織で取り組んでいく必要があるんじゃないかな というのが直感です。 自分自身でもそれほどテクノロジーに対して遅れてる会社では無いと思ってますが このタイミングは注力が必要。ゲームチェンジが起きると言われているのに のほほんとやるわけにはいかない ということで当社の課題 一番目に『イノベーションの停滞』となったわけです。

勘や経験ではなくフレームワーク思考で

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 先週は来期戦略の中の「イノベーションの停滞」の話をしました。今日は「プロ化の停滞」の話をします。 eコマースは元々あったビジネスじゃなくそれこそ この20年くらいで生まれたビジネスですので当社に限らずどこの会社も手探りで正しいやり方がどんなものなのか試行錯誤しながらやってきた会社が殆どです。当社も試行錯誤しながらやってきて いまやってる全ての業務が試行錯誤の中から生まれてきたと言っても良いと思ってます。 この図は横軸を「オリジナル度合」縦軸を「プロ化度合」としています。 最適な言葉が見つからなかったので「プロ化」と言ってますが 仕事の進め方が 当社独自、この業界独自、扱い商品に最適化された 当社オリジナルのやり方でやってる部分が大きいと思ってます。 要は今まで 経験や勘・思いつきでやってきた というのが大きいと思ってます。 ビジネスのフレームワークに沿ったやり方を重視するより現場重視、経験重視の仕事の進め方でした。 プロ化の停滞というのは もう少し フレームワーク思考でやっていこうという事かなと思います。 フレームワークとは、意思決定や分析、解決したい問題を特定の型に落とし込み、手順に沿って整理していくための、共通して利用できる思考の枠組み だそうです。 数値共有も含め 経験や勘や思いつきでやってたことをフレームワーク思考で進めれるようにしたいと思います

組織経営への移行について

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何度も違った側面でお話してますが「家族経営から組織経営への移行」についてお話します。 まず家族経営はどんなものかですが。。 ・全てが暗黙の了解 ・ルールもあまり必要ない ・良くも悪くも公私混同 ・家族で役割を色々兼務 ・まさにアットホーム 実際 家庭での生活の延長なので居心地は悪くないです。組織経営ほど明確に意思決定しなくていいので経営している側からすると楽です。表現が適当ではないですが日々自分達の好きなように出来る それが家族経営だったと思います。。 振り返ると 卸売が中心で父親が社長をやっていた時 2005年くらいまでは家族経営の延長だったと思います。 2009年頃の会食写真(竹下さんはじめ俳優の方々と) 2006年の5月に社長を変わったのですが、今から考えると そのタイミングから徐々に組織経営に移行していったと思ってます。それも「今後は家族経営から組織経営へ移行していこう!移行するべきだ!」と考えてやったのではなく 実際はそうする以外に良い方法が無かったからです。 ・まずeコマース参入のお陰で売上がどんどん拡大していった。 ・売上が拡大しても兄弟や親族が居て一緒にやってたらなかなか移行も進まなかったと思います。 ・ネット販売のことは僕も含め誰も解らなかった。別のビジネスなら家族が中心での経営はもっと継続していたはずです。 移行時 真っ先に必要になったのが 下記の2点ですが、それも自分自身ではそうしていくしかなく受け身で取り組んだ案件でした。 1. ビジョンとミッションの明確化 2. 経営の透明性とガバナンスの強化 父親は僕が帰るまでは商売を兄弟でやってました。 世の中を見ても商売を兄弟でやってるところもまぁあります。同業者でもありますね。 一時期 とても羨ましかったです。暗黙の了解で全てが進む。 片腕が家族の一人。 逆に組織経営に移行しにくい面を考えるとどっちもどっちかもしれません。 完全に移行できてるかどうかというと オーナー会社なのでまだまだな部分もあると思いますが、家族経営での限界が3億とか言われてますので 今は多少なりとも移行できて良かったと思います。

サンフランシスコで自動運転タクシーweymo に乗りました!

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 先日の米国研修時 希望者で自動運転タクシーに乗れることになり 珍しくジャンケンで勝って乗ることになりました! フィッシャーマンズワーフ周辺のPIRE39からHilton San Francisco Union Square HOTELまで2.0マイル乗車しましたが、未来感満載! アメリカ全土でも完全自動運転のタクシーを商用利用してるのはサンフランシスコだけだそうで、300台稼働しているようです。日本人観光客だけではなく米国人も物珍しく写真を撮影したり注目してる姿が目立ちました。 まず、後席に3人座ったのですが、シートベルトを全員装着しないとアナウンスがあって運転スタートしません。全員装着した時点でスタートです。 車内には前席のモニターの他に後席向けにプラス1台モニターが設置されてます。そのモニターに表示されてるのは日本でいうナビの画面上に周囲の状況が認識されてる様子が表示されてました。 周辺にいる人や車や動物 バイク・自転車など全て認識して画面に表示させています。お横断歩道を渡る人や歩道を行き交う人、歩道でタクシーを待ってる人、交差点で信号待ちしてる人 など全てを正確に認識しています。その様子が乗車しててもわかるので そのあたりが安心感を増強させてるように感じました。 なんなら少し離れた公園で芝生に寝そべってる人も正確に認識していますし、後方から追い抜いてくるバイクなども正確に認識しています。 BGMも気分が穏やかになれるような音楽をチョイスしててそれも乗車中の安心感に繋がってたのかもしれません。サンフランシスコは人が運転しても怖いような急な坂が多い地形で決して自動運転に向いてる都市とは思えません。10分程度の乗車時間でしたがとても安心して快適に乗車できました。 今回の研修中 タクシーを3種類利用しました。 1.イエロー・キャブ 2.Uber 3.Weymo 偶々かもしれませんが、イエロー・キャブのドライバーよりUberのドライバーの方が楽しそうに仕事をしているように感じましたし、Weymoの運転が一番安心できました。 おそらくUberがタクシー業界を駆逐したように Weymoのような完全自動運転のタクシーがまたUberを駆逐していくのだろうと明確に感じました。

社長になってどんなことをやったのか?その3

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 前回、またお話をしますと言った続きの話です。社長になったタイミングで倉庫と事務所を離れ離れにしました。 宮ノ前ベースが出来て初めて 同じ空間で全員が働けるようになったという話は以前したと思います。 別々の場所でやるにはまだハードルが高かった段階でなぜ倉庫と事務所を離したのか ですが、まだ当時は同じ場所でやらないと困ることが多々ありました。例えば 送り状の発行もそうですし 在庫管理なども完全に出来てなかった状態だったと思います。 (2006年5月頃まで使ってた印南浜西の倉庫内事務所) (2006年5月ころから利用開始の本社事務所への引越し作業) 2拠点でやるにはまだ少し早い段階で分けたのは 僕の中では2点ありました。 1点目は物量が多くなり入出荷が大変になると どうしても全員がそちらに手を取られてしまうことが多くなってきました。もちろん僕自身も仕事のウエイトが物流に取られることが多くなり 本来やらなければいけない業務が手薄になってしまいますし、経営者としての仕事も出来なくなってしまいます。拠点を分けることで 分業した本来それぞれの業務に全員が専念できるという思いがありました。 2点目は 当時のメンバー構成だとどうしても現場の細かい点まで僕自身が全て指示するようになってました。もちろんそれが最善だったわけです。でもこのまま続けていてはイケないなぁとも思ってました。すべての領域を僕が指示してては駄目で せめて倉庫作業も日常業務は責任持ってやってもらえるようにした方が良い。それには一旦 物理的に分けるのが一番効果が高いだろうと考えました。 倉庫と事務所機能を分けたことで 直ぐに解決しないといけないことが明確になって データでやり取りすることもより重要になりましたし、本当の意味で まず倉庫業務が自分達でどうにかしようとする文化も生まれたんじゃないかと思います。 目が行き届かない事で 会社にとってもマイナス面も沢山あったと思いますが、通らないといけない過程だったと思います。 盗難事件があったことでしっかりセキュリティーを高めれる事務所が必要だった事もありますが、当時は分離してしまうことで強引に解決していかないといけないことが噴出する そんな期待が大きかったと思います。

米国海外研修から帰って 今後取り組む3点

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土曜日 海外研修から帰って来ました。まぁまぁハードでした。 旅行中4時半集合なんていうのもありましたが、流石に4時半は大学の合宿以来だったかなと思います。 (米国視察旅行 Google Mountain Viewにて) この朝会の3分間くらいで真っ先に何をみなさんにお話をしようかな?ということで考えてますが 詳細な報告は直近のチームオフサイトか横丁にてお話します。 早々にやらないといけないことと 時間を掛けてやっていかなければいけないことがありますが 重要な3つ。 ・お客様を見てる マイクロソフト、zoom、zoho 世界の BIG TECHや グローバルなプラットホームとして活躍してる巨大企業が 常にお客様に向きあってるというのは新鮮でした。経営の判断も全て お客様基点で考えてます。 ・働きやすさ  従業員の働く環境を 空間、待遇、環境、働き方 ・3つ目は「AI」今回 研修テーマがAIだったのもありますが、この後の20年はやはりAI 25年前、うちの会社はインターネットを使いこなす事に舵を切ってどうにか消滅することなくやってこれました。同じ時代をインターネットを活用しないで従来と変わりないビジネスをしていた会社はほぼ無くなってしまった。家族で経営していた小売店・卸売業はほぼ消えてしまいました。 当時はネット使って商売をするなんていうのはどうなん?って言われてました。 さて、これからの20年 間違いなく生成AIを使った会社が活躍します。逆に使えない会社は消えていくしか無い。 当社は全員がAIを使うようにします。そうしないと消えるしか無いでしょう。