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「関係する全ての方が潤う方法を考えます」これに至った原点の話

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僕が普段からよく言っているフレーズに「魅力ある業界にしたい」「魅力あるチャネルに」というのがあります。 「関係する全ての方が潤う方法を考えます」これに至った原点の話です。 卸をやっていた頃は 業界で魅力のない市場にしてしまってたな。 ということを思い出しました。 アイスクリームの卸 (1970年代の実家の様子と 祖母 波那) 当時、卸販売は掛売りでしたが その中でもアイスクリームは昔からの慣例か 現金売でした。現金売は日銭が入ってきます。そういう意味ではとても有難かった商品らしかったです。仕入れは掛け仕入れなので資金繰り的にもとても有り難かったのは想像しやすいです。 利益も一般店舗に卸す場合は25%くらいありました。 おそらくその昔、まだ小売店舗に冷凍ショーケースの無い時代 ドライアイスと魔法瓶で販売していた頃の商習慣で利益率が高かったんだろうと思います。 そんな利益の取れる市場も 大手量販店舗が出来てきた段階で メーカーが競争して 納価を下げ 最終的に 配送費用も出ないくらいの納価にしてしまいました。ちなみに特売時にはメーカーに補填してもらわないと売買差益では大赤字になる構図です。 ちなみに売買差益だけで商売が出来るような卸はもう既に無いかもしれません。

がんこ 六三園 お土産のご予約

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昨日 年に一度ある「清涼飲料工業会」の和歌山県の総会に和歌山市にあるガンコ六三園に行ってきました。 元々は我々の飲料業界の大先輩にあたる会。前身は大正時代らしいです。 総会と言っても収支報告と食事。 そう言えば・・と思ったことも含めて2点ありました。 1点目は よく言っている「魅力ある業界にしたい」「関係する全ての方が潤う」これに至った原点というか そう言えば卸をやっていた頃は 業界で魅力ない市場にしてしまってたな。 ということを思い出しました。この点は後日また別の機会に話せればお話します。 2点目 2年前 がんこ六三園に行った時もそうだったのでご存知な方もいるかもしれません。宴会が終わる頃 マネージャーっぽい方がお部屋に入ってきてくれて ご丁寧に部屋にいる全員に向かって今日のご来店のお礼をしてくださいます。 その後に「お帰りにお土産のお寿司をご予約いかがですか?」とこちらも丁重に聞いてくれるわけです。そうすると この食事代は5,000円でしたが お土産のお寿司に部屋にいる半数くらいの人が予約します。中には数本注文する方も居て お土産で3,000円とかになるわけです。 この一言で 売上が2割増しくらいになってしまうわけです。 メニューにオススメとして書いてたり お部屋に お土産をオススメしてるパンフレットを貼ってるだけではなかなか予約には至りませんが その場で丁寧にご予約を伺うだけで 「じゃぁ私も家族に買って帰ろう」となるわけです。 お土産を買ってきてくれた家族もとても喜ぶと思います。 この方法 良く出来てるなぁと毎回思います。 お部屋まで来て来店のお礼を丁寧にするのと その場で ご予約を受ける というのがミソですね。