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祖父 竹雄のこと

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昨日 祖父の17回忌の法要をしました。 僕から見た祖父の話をします。 明治40年生まれなので計算してみると 僕が物心ついた子供の頃 ちょうど今の僕くらいに年齢だったようです。 区長かなんかやっていた時だと思いますが、印南町の役場の町長室に子守がてら僕を良く連れて行ったらしく そこでオシッコを漏らした話を良くしてくれてました。 高校の時 弓の大会で優勝して賞状を貰ってくると誰よりも喜んでくれいたのも祖父でした。 孫だったので距離はとりつつ とても可愛がってくれてました。 信仰心の厚い人で 人のお世話をしたりしてる印象が強く 商売を熱心にやってたイメージは僕は 無く 当時 お豆腐を朝早く母親と作っててそれが終わると商売には関わってなく商店街や商工会の役をしてたのか そんな印象でした。 以前も話しましたが 戦争に行った話をよくしていて 歳をとると大昔の話ばかりすると思ってましたが今から考えると20数年前の話なので 当時は戦争もそんな大昔の話じゃなかったんだなと思います。僕がネット販売を始めた頃の話をするのと同じです。。 父から聞いてる話でもあまり商売に情熱を傾けた感じではなかったかなと。。 それには時代背景もあったのかなと想像してます。。 昭和7年に結婚して 世界恐慌 満州事変 国際連盟からの脱退・日中戦争から 第二次世界大戦へと進んでいって 終戦を迎え 終戦の翌年 昭和21年12月に昭和南海地震による津波災害を受けました。 その5年後 昭和26年には すでに父は18歳となり働きだしています。 その後 昭和28年に紀州大水害に見舞われ、昭和37年に又 集中豪雨での水害に見舞われてます。水害の度に商売も大きな損害を受けたようでした。 僕から見たそんな祖父でしたが つい数年前に叔父たちから祖父と父の確執を聞いて 僕から見えていた祖父や父は 叔父たちから見ていたそれとは随分違ってたんだろうなと改めて感じました。 先日 新人研修で ひとつの出来事も人によって捉え方は様々ですよ という話をしましたが 出来事だけではなく 一人の人 それが家族でも人によって捉え方は様々ですね。 僕から見てる皆さん一人一人と 同僚として見てるそれぞれ 先輩と見てるそれぞれは色んな見え方がしてるんだろうなと思います。