最初は丸呑み
行動指針の「素直」について話します。
今までもあまり行動指針の「素直」「礼節」「品位」については特に話す機会は無かったと思います。
会社説明のときにも 素直だと吸収率が高い という話しかしてません。実際になかなか体験したエピソードも無かったんだと思います。
素直とはネットで検索してみると
・自分の感情や経験に影響されずに、物事をありのまま受け入れること。
・ 私心にとらわれず受け入れる。
・先入観念、余計な考えがないこと。 虚心坦懐。
とあります。
「柔軟」「受け入れる」というキーワードもよく出てきます。
話は変わりますが 弓には色々な流派があります。
流派によって全く違った教えがあります。もちろん流派が永きに渡って存在しているのでどちらの流派を極めても頂点まで行くわけですが 実際に教わる内容は違ったりします。
僕たちは高校の時と大学の時の流派が違ってたわけなんですけど
この流派をスイッチするのは それこそ先入観や余計な考えが 色々出てくるタイミングではありました。
僕自身 素直に流派を変えることの難しさは非常にあったと思います。
素直に疑いなく信じれたかというと難しかったです。それは高校の時の流派である程度 実績を残しているという難しさもありました。
ここで躓いてしまう選手もいました。
先日から為末大さんの「熟達論」を読んでますが『型』のステージは丸呑みする という言い回しでした。
まさに流派を変えたタイミングは今から考えても丸呑みしか無かったと思います。
これって社会でもそうかなと思います。
転職もそうでしょうし 上司が変わったり 部署が変わったり 従来とは違う社風や 教えだったりに出会うステージがあります。
キャリアを積む場合もそうですし 趣味の世界もそうかもしれません。
どういう環境になっても どんな場面でも 柔軟な考え方で 素直に 最初は丸呑みしかない。
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