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12年前のメモの話

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 先週は過去の自分との向き合い方がとても難しいという話でした。が今日も似たような話になります。 土曜日は2月の全体ミーティングでした。 ミーティングでも話しましたが 前期の結果が出ました 売上高 ●●億●千8百万円 前年比約108% 売上・経常利益とも頑張りのお陰で過去最高でした。経常利益が高いのは和歌山県からの補助金です。 15年前くらいに使用していたLet'snote 先日から15年前くらいに使っていたノートパソコンのデータで確認しておきたいものがあったので引っ張り出してきて触ってたのですが ちょうど12年前の2月全体ミーティングのメモが出てきまして。。 当時のネット売上が●億5千万くらい。今の半分以下の規模です。人数も10人程度だったと思います。会社が●●億の壁にぶつかっていた頃です。 2月の全体ミーティングに話すことをメモしてたようです。どういった内容を書いていたかというと その年度は東日本大震災があって 前年 2011年の3月以降 震災の影響で大きく売り上げが伸びた年で 決算賞与を出したみたいでした。  社長になって初めて決算賞与を出せたみたいで僅かだったんだと思いますが感無量って書いてました。 で、賞与なので貢献度に応じて対象者で総額を分けるようにしたのですが どういった事を軸に分配したかというと きちんと出勤してる人を評価したと書いてました。それは頂いたご注文に対して毎日しっかり対応していくことがこの商売では重要で それぞれがキチンの出勤できていることの背景にはご自身の体調管理はもちろん ご家庭でも色々な事が日々起こる中でお仕事を最優先して出勤していただいている事の証でもあります。そこを軸に評価しました。とメモしてました。 また当時の人数が10人程度だった事もあって サッカーに例えて 我々は補欠なしの11人で毎日試合をやっていて急遽の休みは10人で試合をするようなもの 安易に休める人は日々本番の試合だと思ってないか自分がレギュラーだと思ってない人だ と書いてました。 2012年からだと12年経って売上も人数も●倍くらいになりました。 時代もワークライフバランスや働き方改革のような考え方も出てきて 時代にあった考え方に変えていかないといけない ので流石に今ならこんな事言わないなぁ。。と思いつつも 昭和生まれなので今でも どこか根底にこんな考え方が

良かった過去とどう向き合うか?

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 今朝SNSを見たら元陸上選手の為末大さんのFacebookにこういったことが書かれてました。 過去の記憶が残っているからこそ、むしろ過去を越えられなくなっているわけです。過去の自分の亡霊とどう向き合っていくのか。悩ましい問題です。しかし、生きるということは過去を重ねることですから、これからは逃げられないのだろうと思います。 木曜日は南紀白浜空港でウエルビーイングセミナーに参加しました。 小林正忠さんが講師で楽天の色んな話を聞いている中で SOYトリップは天狗の鼻をへし折る為にやっている という話をしていました。 我々はまだ一度も受賞したこと無いですが モールで店舗運営をしている中では歴史もある一つの大きな評価軸ですので 受賞すると天狗になってしまう気もわかりますし 最初の目的はそうじゃなかったかもしれませんが 楽天はそういったことも考えて設計してるんだと感じました。「良かった過去との向き合い方」です。 土曜日 大学の百周年に参加してきました。62歳なので卒業して40年。早いものです。 僕たちのときも 銀座東急で大々的な祝勝会をやってもらって卒業しました。 今から考えると内容はともかく小さな世界でトップになったことで 僕自身は多少なりとも天狗になって社会に出たように思います。これも「良かった過去との向き合い方」の話です。 他にも 参加したOB連中と色んな話をしました 現役時代には 下級生のときに好成績を出して 上級生になって良くなかった方も大勢いました。これも「良かった過去との向き合い方」の話です。 皆さんもそうだと思います。成功した過去とどう向き合うか? 失敗した過去とどう向き合うか? 良かった過去 悪かった過去 とどう向き合っていくか? 常に付きまとう難しい課題です。

金銭感覚の話

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 僕自身のお金に関する話をします。金銭感覚 個人のお金ではなく会社のお金に関する話です。よく言う「ちょうど良いのが一番良い」って言われてもなぁ。。と思ってる方が多いと思います。ただ、かなり考えましたがやはりうまく説明できないなぁと思いつつお話します。 毎日 昨日時点での売り上げと利益を発表してくれてます。 限界利益を1万円稼ぐには10万以上売らないと稼げません。 その1万円の中から九千円近くはお給料や減価償却などの固定費に使って1000円くらい営業利益になるイメージです。 1000円の営業利益を出すのに 客単価5000円だと20件以上の注文件数が必要です。 単純に売価だけで計算するとウイルキンソンだと50ケースです。富士山水だと60ケースです。 10万円で1000円の営業利益から考えると 例えば東京に出張するにも一人旅費交通費だけで5万以上かかります。 この出張で売上にすると 後々+100万円以上の価値を出せるようにしないといけないというのは誰でもわかると思います。まぁそれが商品を見つけることなのか、取引先との関係性なのか 人脈なのか 大きな気付きや 刺激なのか。。モチベーションの上げるきっかけなのか。 ただそんな事ばかり考えて 費用がかかるから動かないと 次の成長もなくなってしまいます。人に投資するのは一番回収が良いと言われてるのでそういった投資もしていくことも必要です。 じゃぁそういう事ばかり考えて すべての部分で経費を切り詰めてるかというとそうじゃない部分もあるなぁと思ってて この建物を建設するときに 例えば東側をカーテンウォールにして明るくしたり ミーティングルームもガラスで見えるようにしたり 倉庫のガードなんかもヨーロッパからの輸入品にしたりしてます。建設費を削ろうと思えばもっと削れるところもあったわけです。 そんなところじゃなくて植栽にもっとお金をかければ良いのに とか 全面芝生にしたらいいのに とか 床材を自然素材にしたら良いのに とか思う方もいるかも知れません。 まぁこれはどう説明したら良いのか 人によって拘るところ気になるところがそれぞれ違うんだと思います。としか説明できないなと。。 また 売り上げを1万円上げるのとコストを1万円さげるのはどれくらい違うのか? 売上を1万上げても利益は100円 コストを1万円下げると まるまる1万円利益になります。

セルフマネジメントが何よりも難しい

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先月は今期の取り組みの色んな話でした。 今期一番注力したいのは「仕組み」です。これは組織風土って言うのかもしれません。特に今期注力したいのは やり切る仕組みづくり 執務室にホワイトボードを貼って運用をスタートしてくれてますが、まだそんな仕組みにはなってないのかなぁ。。ロジも日報にタスク、進捗 管理を書いてくれてますがこちらも抜け落ちる事は無くなったと思いますが、やり切る仕組みにはなってないような気もします。 前もお話ししましたが、母校の部は去年も三冠取得して日本一になりました。僕たちの時もそうでしたが 小さな世界の中ではトップチームです。 トップチームっていうと外から見ると精鋭が集まってるように見えたりすると思いますが 恐らく 僕の頃もそうだったように 一人一人はそこそこポンコツです。ポンコツでもあの組織にいたからそんな結果が出せたんだ と思ってる連中ばかりだと思います。 どうやら この原体験があるからだと思います。 この会社もそういったトップチームと呼ばれるような組織に出来るもんならしたい と言うのがどこか僕の中にあるのかもしれないなぁ。。と最近 自分自身で感じてます。 話は逸れますが、中期目標である 売り上げ●●億 30人規模 営業利益●,000万 と言ってますが 実は この30人規模というのはまさしく大学の頃の部活の人数規模からも来ています。30人規模のリーダーシップやフォロワーシップの経験があって もう一度再現してみたい というのがどこか僕の中にあるのかなと。50人や100人規模の組織は僕には経験がなく 30人規模とは全員に目が行き渡る規模感です。 トップチームと呼ばれる組織にという話に戻します。 日頃有り難いことに 僕自身のことより 「ナカヱさんとこはスタッフの方 優秀ですね」と言われることが圧倒的に多いです。皆がしっかりやってくれてるからそういう評価を聞くんだと思うんですが、それをもっと引き上げたいということかなと。 その方法ですが 例えば ジムに行ってトレーナーが就くと限界までトレーニングが出来たりします。 子供の頃 塾に行ったり家庭教師がいると勉強が進む。 数ヶ月前に青木から聞いたんですが、「学童保育に行くと宿題はやってくるんですよ」っていう話を聞きました。それと同じかなと思ってます。 自分のことを管理出来る人ってまず居なく 何よりも自分の管理が一番