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10月 18, 2021の投稿を表示しています

初心はどうしても忘れがちに

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 父は 恐らく 強みに「収集」があったんだと思います。 こんな封筒も残していました。 メモしてるのを見ると 今の三菱食品株式会社の前身 野田喜商事株式会社(前身が菱食でその前が野田喜商事)と初めて取引を開始したときに送られてきた速達の封筒のようです。中には何も入ってませんでした。 書いているメモがそういう意味なら 消印が昭和53年9月3日となってますので、父親が45歳で僕は16歳。今までハッキリとは知らなかったのですが高校2年生の頃に取引がスタートしたようです。 リリーの缶詰の野田喜商事と取引を始めたのは父親にとっても とても嬉しい出来事だったらしく、一緒に商売を始めた頃もその話をとても良く聞きました。この封筒を残してるほど嬉しかったわけです。 今は当たり前のようになってる仕入先でも 田舎で何も信用のない個人商店だった頃 そのお取引をスタートするそれまでは 僕には理解できないような苦労があったんだろうと想像できます。 どう仕入れをするか?を苦労していた父親とは違って 僕はその辺りは特に大きな苦労もなかったように思います。 父の想いを受け継いでいける会社にしたいなと改めて感じました。