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責任は持ち場(部分最適) 判断や発言の軸は全体最適

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 最近Podcastをよく聴いているという話はいつもしてますが、先日 仲山がくちょがこんな話をしてました。何度も聴いてる話ですが。。  楽天の創業時の頃の話で当初 出店営業、出店までのサポート、出店後のコンサルタントを一気通貫にやってた時期があって 当社が出店した頃もそのタイミングでした。片岡さんが関わってくれてました。 それがあるタイミングからこの3つを分けないともう無理というタイミングがあって三木谷さんに相談したら「ダメだ。大手にいてそういう仕事をやりたくないから楽天に居るんだろ?部分最適になる」ってダメって言われたんだが、その半年後にもう全く回らなくなって3つに分けた。分けた当初は全体を全員が把握してるから良かったけど、分けた後の入社組が多くなったら部分最適の考え方が出てきた。例えば開店までのサポート部隊は「せめてパソコン触れる人に出店してもらってくれ」とか 出店後のコンサルタントは「もっと売れそうな商材の店舗探せ」みたいになってきた。たしかそんな話だったと思います。 当社も殆どの方がチーム分けしてから入社です。 チーム分けもそうですが、持ち場意識も同様に弊害があると思ってます。 もちろん持ち場意識は責任感や自律性を高め専門性も高め 責任も明確になるというメリットもありますが、本来の目的を見失いやすい。 誰でも持ち場の専門性を高めていくと全体を考えるのが薄くなりがちです。 自分の持ち場で責任感高く良い仕事をする人ほど全体が見えなくなってくる。これは人間の習性だと思います。 そこで普段から意識していただきたいのが 「あくまでも持ち場やチーム分けは便宜上やってるだけである。」ということ 意識の配分は日常業務をやってるときは 持ち場意識と全体最適 7:3くらいがベストだそうです。常に全体最適を3割位意識する。そういったバランスが望ましい。ちなみに当社で言う現場ミーティングは部署横断のテーマなので 3:7くらいで全体最適を前提に考える場です。 理想的な考え方は     『責任は持ち場 判断や発言の軸は全体最適』