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利は元にあり

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小さい頃から 昔の話を家族から聞かされる事が多かったせいか 僕自身は父親から昔の話を聞くのが嫌でした。色々話も聞いてたはずなんですが、あまり覚えてません。昨日、そんな父親のエピソードを聞いたので紹介します。 日曜日は母とドライブが定番になっていて 昨日もあちこちドライブに行ってきました。終えて帰ってきて 昨晩、いつものように母との夕食を終えて帰ったら 自宅の前で近所の方に声かけられて立ち話をしたんですが、その時に 父が大阪まで仕入れに行ってた ルーツのような話を聞きました。  戦後、中江商店でまだ野菜などを販売していた頃の話ですが 祖父と父が こんにゃく芋を川俣観音の周辺まで仕入れに行っていた。という話でした。こんにゃく芋1個でこんにゃくが普通5個作れるとしたら川俣観音の周辺のこんにゃく芋は品質が良くて6個7個作れる ということでした。 調べてみると こんにゃく芋は今は群馬が生産地らしいので海岸沿いの温暖なところより寒い場所のほうが品質が良いという事かもしれません。 川俣観音って 今の時代になって道路が良くなっても25kmあって車で30分位かかります。当時、舗装されていない道路で自転車で買いに行ってたのでかなり大変だったろうなと思います。少しでも品質の良いものを仕入れるために遠くまで仕入れに行ってたんだと思います。 少しでも品質の良いものを仕入れるために早くに車も無理して購入したんだなと改めて思いました。 「利は元にあり」という言葉があります。 当時、御坊や和歌山市で仕入れる事も出来たと思いますが 大阪まで仕入れに行っていた そんな父親のルーツのような話を聞けました。