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漁樵問答

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着想もちは点と点がつながるととても嬉しくなります。 今日の内容は最近つくづく感じてる事。社内でミーティングをやっててもよく感じてることです。 先日も楽天のタウンミーティング懇親会での話で、彼らの会社は全員英語のスコアが高くなければならない という社内公用語英語化というルールを作りました。開発の仕事は 日本を代表するITの会社なので山程あるのは想像がつきます。 大量にエンジニアを採用しないといけないわけですが、エンジニアの才能もあって 尚且 英語が得意な人 というと一気に対象が少なくなってしまいます。日本人のエンジニアがなかなか集まらない。それだからか開発も外国人がとても多いらしい。 なので、こういったモノを作ってもらいたい というのを日本語でエンジニアに説明するのも難しいのに 説明するときに外国人のエンジニアに英語で説明しないといけない。結果 望んでる仕様のモノが出来ない。という話でした。 うちのような小さな会社、全員でも20人程度 しかも 全員が日本語を使ってても伝えたいことと伝わったことが違う そんなシーンが日々起きてます。 僕自身は この年齢になって ようやく 伝えたいことと伝わったことはたいてい ズレてるんだ という事が解ってきました。この年齢までそういったことに気付けなかったのはとても残念。 このことだけでもいろんな失敗を重ねました。 こんなことって 今の時代になってようやく解ったことでもない。恐らく大昔からそうだったと思うのに、どうして教わらなかったのか?と不思議です。 例えば 石の上にも三年。急がば回れ。鉄は熱いうちに打て。立つ鳥跡を濁さず。 などのように古くからのことわざででもそんな話を聞いていたら良かったのになと改めて思ってます。 ところが、先日 テレビ東京の番組だったか 目黒雅叙園が紹介されてる番組がありました。雅叙園は100年前 昭和初期に作られた建物 AmazonJAPANの本社のある場所なので興味があって見てたら 百段階段というのがあり そこに「漁樵の間」というのがありまして 漁礁とは 漁師と樵(きこり)のことです。 正面の柱に 漁樵問答の彫刻を施してる。 この『漁樵問答』というのが中国の古いことわざで 漁師と樵は全く違う仕事なので話が噛み合わない。 「立場が違うと話が噛み合わない」「