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組織経営への移行について

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何度も違った側面でお話してますが「家族経営から組織経営への移行」についてお話します。 まず家族経営はどんなものかですが。。 ・全てが暗黙の了解 ・ルールもあまり必要ない ・良くも悪くも公私混同 ・家族で役割を色々兼務 ・まさにアットホーム 実際 家庭での生活の延長なので居心地は悪くないです。組織経営ほど明確に意思決定しなくていいので経営している側からすると楽です。表現が適当ではないですが日々自分達の好きなように出来る それが家族経営だったと思います。。 振り返ると 卸売が中心で父親が社長をやっていた時 2005年くらいまでは家族経営の延長だったと思います。 2009年頃の会食写真(竹下さんはじめ俳優の方々と) 2006年の5月に社長を変わったのですが、今から考えると そのタイミングから徐々に組織経営に移行していったと思ってます。それも「今後は家族経営から組織経営へ移行していこう!移行するべきだ!」と考えてやったのではなく 実際はそうする以外に良い方法が無かったからです。 ・まずeコマース参入のお陰で売上がどんどん拡大していった。 ・売上が拡大しても兄弟や親族が居て一緒にやってたらなかなか移行も進まなかったと思います。 ・ネット販売のことは僕も含め誰も解らなかった。別のビジネスなら家族が中心での経営はもっと継続していたはずです。 移行時 真っ先に必要になったのが 下記の2点ですが、それも自分自身ではそうしていくしかなく受け身で取り組んだ案件でした。 1. ビジョンとミッションの明確化 2. 経営の透明性とガバナンスの強化 父親は僕が帰るまでは商売を兄弟でやってました。 世の中を見ても商売を兄弟でやってるところもまぁあります。同業者でもありますね。 一時期 とても羨ましかったです。暗黙の了解で全てが進む。 片腕が家族の一人。 逆に組織経営に移行しにくい面を考えるとどっちもどっちかもしれません。 完全に移行できてるかどうかというと オーナー会社なのでまだまだな部分もあると思いますが、家族経営での限界が3億とか言われてますので 今は多少なりとも移行できて良かったと思います。