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関係するすべての方々が潤う方法を考えます

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 価値観の3つ目「関係するすべての方々が潤う方法を考えます。」 これはよく言う「三方良し」売り手よし、買い手よし、世間よし と同様の意味合いです。伊藤忠商事の経営理念のようです。 これは重要だなというのは実体験からきてます。 2002年に撤退しましたが当社はアイスクリームの卸をやってました。1960年くらいから40年以上やってたんだと思います。やり始めた頃は夏場 モノが売れない季節に現金で卸取引できるので日銭ができて良かったんだと思います。 NBブランドのアイスクリームは6掛けで仕入れるわけですが 僕が入社した頃にはすでにこの地域にも量販店舗ができていてその量販店への代行卸をやらしてもらってました。6掛けで仕入れたものを65掛けで卸す契約。冷凍で保管してるものを8%程度の利益で卸す契約になってるわけです。 特売のときにはそれが6掛けになっててこれだと利益がゼロなので補助を請求する。請求しないと1円も入らないわけです。今でも会計が二の次になってる位なので家族経営でギリギリに人数でやってたら請求もきちんとできない。長年そんな状況でした。 そもそもそんな契約にしてしまってる この業界はどうなの? 全く利益が出ない。 お給料も少なかった。 このチャネルはそういうふうにしたくないという思いもあります。

「楽しみながら全力でやります」

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価値観の2個目「楽しみながら全力でやります」 ここはそれぞれの解釈でいいと思う。 「楽しみながら」 よく言われる チクセントミハイの フローの状態 であったり チームビルディングの おもしろ化力 という所です。 仕事ってまぁ通常は大変で面倒なことが多いわけです。 お客様の対応であったり、何事もチョット手を抜くとうまくいかなくなる。 もちろん職場の人間関係や、作業のミス、お客様とのトラブル、業務では苦手なこともやらないといけない。 体調の優れない日もある。 嫌な出来事が起こることもある。 まぁこれら全てひっくるめて楽しむ。ということかなと。 「全力でやります」  こちらはスポーツでもよく言うところの「ベストを尽くす」。 全力でやる というのは 行動ですが、その行動の源泉は考え方からくると思います。 よく言われる  思考が変われば 言葉が変わる 言葉が変われば 行動が変わる 行動が変われば 習慣が変わる 習慣が変われば 性格が変わる 性格が変われば 運命が変わる 僕自身しっくり来るのが「全力で情熱を燃やす。」 また 「執着心を持って取り組む。」 ということかなと思います。

チームワークを重要視する理由

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 もともと僕自身は会社の業績とチームワークに関係性があるとは考えてませんでした。 じゃー それはどういう考え方から来たかというと シンプルに 会社の業績 ≒ 売上 じゃー 売上は?というと 売上 = 客数 × 転換率 × 客単価 この売上の方程式の考え方から来ていたと思われます。 一方、スポーツはどうかというとチームワークの良さが勝敗を大きく左右すると誰よりも考えていました。 団体戦の勝敗 = 個人の力量の合計 × チームワークの状態 × 勝ちたい思いの総計 大学を卒業した頃よく後輩に言っていたのは「最上級生は仲良くしろよ」と言ってました。 ・スポーツではチームワークが勝敗に影響あるのはとても理解できていたのに それと仕事が僕の中では 全く繋がってなかった。 それが実際、仕事でも5人以上になった頃から色々やりにくくなってきた。 その原因を当時はどう考えていたか?というと ・今のメンツだから この組み合わせだから上手くいかないのかな? ・収入を得るための仕事ってそもそもこんな感じだろうな? ・目的が様々な人を纏めるのは難しいな ・自分自身の経営者としての未熟さ その頃どんなやりにくさがあったかというと ・一人ひとりは それぞれ頑張ってくれてるが人数が少ない頃にはあった 職場としての一体感が持てない。 ・重要な事を色々伝えてるわけですが何を伝えてもポカンとしている印象 ・受け手によっては僕の言ってることがコロコロ変わってる印象 ・それぞれが言いたいことを全く言えていない ・意見の対立はネガティブだというイメージ。 ・皆が意見を飲み込んでいる。 ・忘年会などを開催してもコチラが気を使って疲れるだけ、もちろん皆も同じだったとおもいます。 ・当時 問題や間違いが起きるとトヨタ方式という「なぜ?」を5回繰り返すような原因究明をやってました。  本来は根本の原因を「人」の問題ではなく「仕組み」としないとイケないのに原因を深く突き詰める習慣が組織に無いので仕組みの解決までなかなか到達できなく「人」で終えてしまう。 ・スタッフに体調不良者が出てきた。 ・僕自身も社内に理解者が不在で経営者として孤独感がとても高まってきた。 ・業績も踊り場 そんな様々な事が会社で起きていました。 実際はもっと色んな事が起きていたと思います。 会社の業績にチームワークの良し悪しが大きく影響する 誰しも組織

ネット販売スタートの頃の話

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事務所でSpotifyがBGMでかかってるんですが、ちょっと前に宇多田ヒカルの超有名なアルバムがかかってて なんかその曲が流れるとワクワクしてくる。 なんでだろうな?と思って調べたら 1999年3月発売でした。 1999年は 25歳で実家に帰ってきて一回り丁度12年経過した37歳。 結婚して10年 子供が8歳 今の家に引っ越してきて3年くらい。 僕はよく1999年起点で考える癖がついてる 僕の中では大きく人生が変わり始めたポイント 出店申請してから開店までにどれくらい期間が掛かったかはハッキリ覚えてないが1ヶ月くらいだったように思う。父の話だと毎晩遅くまでやってたと言ってました。夜中遅くまで。 当時は 夜11時からテレホーダイという定額でインターネットを利用できる時間で そこからページ更新やページ作り 商品登録をしてました。 印象に残ってるのは 夜中に当時まだ上場前の楽天市場に電話しても当たり前のように 「ハイ楽天です!」って女性が出て担当とやり取りできる。 これが非常に新鮮でした。 覚えてるのが商品名登録 アサヒWONDA ワンダフルブレンド ってやっても コーヒーで検索すると出てこないんです。副社長の本城さんがまだシステムを担当してたんだと思いますが すぐに対応してカテゴリーという概念が出来たような記憶です。 1999年 開店してから 半年くらいはメーカーから貰ったグッズをオークションで販売して食いつないでいた。 その後は 飲茶楼のアクセ付き や ペプシボトルキャップ(2001年2002年発売)が沢山売れたタイミングで跳ねた そんな記憶が残ってます。当時でも数千ケース売れました。小さな倉庫で数千ケース出荷するのがとても大変だったのと、大量の商品の出荷日に雨になるとホントに大変でした。 ネット販売の業績が右肩上がりで お客様から常に何らかの反応があるし、通常商品も徐々に売れるようになってきて、それまで感じることのなかった商売の楽しさが出てきた そんな印象でした。 恐らく昭和の時代に小売店を立ち上げた頃や 商店街が出来上がってくる頃 ってこんな感じだったんじゃないかなぁ。 大店法が出来る昭和40年代くらいまでは 全国の商店がワクワクしながら商売をしていた そんな時代に通じるような楽しさがありました。

既存メンバーと新人メンバーの違い(メモ)

新人の方が多くなってきました。 既存のメンバーと新人の方とでは何が違うかを考えてみました。 ・社内の業務経験と業務知識の差   →この部分が実務に直結するので主にOJT(現場での実務)で既存メンバーが指導していますが、その内容はどのチームにしても膨大である。マニュアルも整備できつつあるが P の分野のマニュアルが殆どで M の分野まで網羅できていない。 ・理念や価値観・行動指針の浸透度合いと その背景   →既に出来上がったモノを唱和するのは簡単ですが、腹落ちして理解・浸透するのは難易度が高く 理解してもらうのはとても時間がかかるし既存メンバーでもどの程度 理解・浸透・実践してるかまで考えると難易度が高い。また その背景まで理解できているのとそうでないのとでも違いが大きい。 ・組織や業績・業務内容や作業方法・取引等、この会社や業界が過去からどう変貌を遂げたか   →業績の推移は伝えているがそれのみ その他 過去からこの会社や業界がどう変貌を遂げてきたかまでは伝え切れて無く、その経緯が理解できてない事での認識の違いは起きてしまうし重要な部分である。この部分の共有をどうしていくかも大きな課題。 ・上記、過去からの変貌を理解するとともに どこを見ているか どんなところをベンチマークしているのか 何に自分達は影響を受けながら未来に向かってるか の視点も共有していくことが必要。 ・メンバーの凸凹やトリセツの把握   →5つの強みやトリセツを実施しているのとコミュニケーションの仕組み等で年単位の時間を掛けてそれぞれの凸凹を把握していってもらうがそもそもとても時間がかかる。もちろん凸凹だけではなく 考え方や行動の癖なども理解する必要もあります。深く凸凹やトリセツを把握できるまでは「1.1力」ではなく「1.5力」くらいででのコンタクトの必要性もあり。 ・自分自身の自己開示   →こちらも上記同様 コミュニケーションの仕組み等で年単位の時間を掛けて自己開示していくが そもそも自己開示の苦手な方の方が多い。 これらの差分を少しでもどう埋めていくかが課題。

使わないようにしたいなと思ってる言葉(その2)「関係ない」

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この言葉も非常に便利な言葉です。身近な家族や関わりが濃厚に成ってきた関係性 や そんなタイミングでよく使ってた言葉。 少し深く関わり合ってるから起きてきている面倒な事、煩わしいこと そんな事から距離を置きたい 割り切りたい 面倒なことから逃げたかったり これ以上踏み込んでもらいたくない そんな時にとても都合よく使っていた。 「関係ない」という言葉 「関係ないだろ」「関係ないよね」「関係ないから」 若い頃は 自分の中で都合よく世界が分断されているという考えでした。 職場は職場・家庭は家庭・学校は学校 学生時代の友人達 と 田舎での友人 仕事上の付き合いの方々 と 地域の方々 と 親戚関係の方々 僕自身も色んなコミュニティーに属してて 大切にしたい場所と 重要視しないとイケない場所 なかなか注力できない場所 それら全てが都合よく分断してる。 言い訳かもしれませんが自分のキャパシティーを考えて 自分にとって肝心な ある部分だけ上手くやろうとするわけですが 上手く行かない 実際は 世の中は1つしかなく 都合よく分断なんかされていない 都合よく分断などされてなく全てが繋がってる 関係無いなんて事も無く なんなら全てが関係しまくってる 職場・家庭・学校 学生時代の繋がり 今の繋がり 仕事 プライベート 地域 全てが繋がってる。全てが何らか関係し合いながら全ての出来事が起きあってる。 口癖のように使ってた「関係ない」なんて言えることは何一つ無く 「全てが関係しあってる」 今はそんなふうに考えています。