「退路を断つ」僕の中でのイメージ
土曜日に発表したワークシートで「退路を絶ってガムシャラにやるしかない」と雑に書いたのを紹介したのですが。。。 「退路を断つ」って良く聞く言葉です。 武勇伝を語りたいわけじゃないですが。。 大学を卒業する時に弓道部で文集を作りました。 文集自体はレベルで言うと中学生くらいのフザけた文集です。まぁ何を書いても良いわけで 似顔絵を書いて済ます人もいれば、意味のわからない空想の話を書いて終える人もいたり 後輩も先輩を弄り倒してる文を書いたりと様々なんですが、どういうわけか 僕は 退路を断つ そんな話を書いてました。 なんでそのタイミングでそんな文を書いたか覚えてませんが 2つ考えられるとすると 一つは 個人競技としての競技中に何度も感じた事だった。 もう一つは チームがタイトルを目指す上で とても重要だった。 ということだったと思います。 「人はとても弱い生き物だ」というとカッコいいのですが「僕自身がとても弱い」という事が解ってました。 とても弱いから 逃げ道を塞がないと 自分では意識しないうちに(←ここが重要)逃げ道に流れてしまう。そうならないように まず逃げ道になりそうな所を頑張って蓋をする。僕の逃げ道は一箇所どころじゃないです。 だいたい 誰しも逃げ道は残しておきたいモノです。そこにあるのが解っていても見ないふりをしてそのまま残しておきたかったりする。その全てに蓋をしていく。 そういった地味な作業をする事が何より重要だった。 逃げ道が無くなったら弱い自分でもどうにかなった。そんな印象です。 「退路を断つ」その言葉から想像するイメージは 崖の突端で 自分が渡ってきた橋を壊す そんな感じを誰しも想像してると思うのですが 僕の中では そんな壮絶な兵士のようなイメージではなく ビニールプールの穴の空きそうな所を全て補修してしまう。そちらの方が近いです。 水は低いところに必ず流れます。人も逃げ道があると必ず 本人の意識の外で本人の意志とは逆に逃げ道に逃げていく生き物です。要は 水が漏れそうな逃げ道を塞げれば 誰でも どうにかなる。というのが僕の考えるイメージです。