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「前後際断」今を生きる

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 オリンピックが終わりました。 金銀銅合わせて58個の過去最多のメダルを獲得したようです。 いろんな競技をテレビで観戦しました。 トーナメントの試合を観るといつも思うのが トーナメントは一発勝負ってよく言われますが 「今ここ」の重要さです。種目よっては一日に一試合のモノもありますが、一日でトーナメントが決勝まで行ってしまう種目も多いです。 そんな試合は なかなか「今ここ」に集中し切るのは難しいだろうなということを思い出します。 直前の試合を引きずったり次の試合の事を考えてしまったり。それほど難しくないと思いがちですが、なかなか目の前の試合に集中仕切ることがホントに難しい。そういう意味でもオリンピック選手は鍛え抜かれてるなと思います。 禅の言葉で「前後際断」という言葉があるそうです。僕が初めてこの言葉を聞いたのは 下柳投手がテレビに出てた時だったと思います。調べてみると野球の選手がよくグラブに書いたり帽子に書いたりしてるようです。 「前後際断」 「前後際断」とは、過去にとらわれず、未来を憂うことなく今を生きよという禅の教え。 やり直せない過去を引きずるのも、起こるか起こらないかわからない先のことを憂うのもすべて心を惑わせる雑念。 今を生きることに専念せよという考え方です。 お仕事でも同様ですが 目の前のことに全力で向かう 簡単にできそうでなかなか難しい事です。