ネット販売に至った経緯

そもそも 当社の前身 中江商店は 祖父:中江竹雄がこの地(和歌山県の印南町)で 昭和7年5月7日に創業。

地元の野菜や玉子などを小売販売しておりました。

その後、父:中江正純が昭和26年に卸売り販売をはじめ、自動車の普及と同時に食品や菓子の卸売をはじめました。

地方の二次卸業を営んでおり 昭和39年頃からアイスクリームの卸、昭和50年頃から自動販売機での缶飲料の販売も手がけ 年商2億~3億程度の 家族経営を営んでおりました。

私が 父の跡を継ぐために この地 和歌山に帰ってきたのは 東京の大学を卒業し 食品スーパーで 3年間 勤めた後 1988年の3月です。

都会から帰ってきたその当時の希望に満ちた私はこんなチッポケな街での商売なんて楽勝! と気軽に考えて帰って来た。今でもそんな記憶が残ってます。
大きな街、大都会に住んでいて 田舎に帰ってくると そんな変な錯覚を起こすんですね。

でも、実際に 帰ってみたら 世の中はそんなに甘くは無かったです。

商売の内容を知れば知るほど 「よくこんな商売で 兄妹二人を都会の私立大学に行かせてくれたな。」というくらい 大変な厳しい商売でした。

当時、田舎にも だんだん大資本の量販店や 大手のコンビニが 進出してくる中 田舎にある食品の卸売は 世の中から必要無くなってくる業態でした。取引をさせていただく小売店がどんどん無くなっていく中 価格の競争で いくら頑張っても報われない 利益の出せない そんな苦しい商売でした。

そんな苦しい中 会社に導入した一台の IBM DOS-Vパソコンに とても興味を惹かれ その魅力に取り憑かれて その後 パソコン通信で 興味本位だけで物販を始める。

パソコン通信での物販で 世の中にテキスト情報だけで 商品代としてお金を振り込んできてくださるお客様がいらっしゃることに驚き その後 インターネットで世の中が大きく変わる 流通も大きく変わると確信。

1998年2月に開設した半分遊びで初めた缶コーヒーを販売するホームページ(缶コーヒーダイレクト)で買い物をして下さったお客様が たまたまその当時から既に楽天市場に出店していた店舗の店長さんで その方(小島店長 株式会社リラックス 店舗名:気楽や)のススメで楽天市場出店を決断。

父に相談したら 二つ返事でやったらいいと。

出店費用 月額5万円 年間60万円のなけなしの費用をつぎ込んで1999年7月に 楽天市場に出店。当時はソフトドリンクを専門に扱う店舗などは全く無かった。

希望に胸をふくらませ 7月30日開店初日の日の御注文は2件。 1件は家内の大の親友で もう1件は当時の当店のECコンサルタント片岡さん。 という現実の厳しさをみせつけられる。


■「日本一手軽に買える商品をインターネットで」 

これは開店当時の当店のキャッチフレーズでした。

どういうことかと言いますと、当時から コンビニや自動販売機が街中に溢れる中 大手メーカーのソフトドリンクというものは どこでも買える。1分でも歩けば買える という今と変わらないそんな状況です。

その当時のインターネットショップというのは どこにも無い希少価値のあるものや 地方の特産物などが一般的で どこででも買える商品をわざわざなんでインターネットで売ってるのか??と不思議に思われる方が大半でした。

私自身には近い将来の勝算は少なからずありましたが、あえて何処ででも買える商品をネット販売するという事が当時は理解頂ける方が少なかったのは事実です。


■店舗名『いわゆるソフトドリンクのお店』命名の由来

由来というほどのものではございませんが(笑)ちょくちょくこの質問を頂くことが多いので、ここに記載いたします。

1999年 出店を考えていた当時、楽天市場は出店店舗数がまだ800店舗でした。和歌山県ではまだゼロ。当店が初出店店舗です。

当時の楽天市場の中での店舗の並び順が五十音順という頃で 「あ」からはじまる店舗名が有利な仕組みとなっており、その頃の出店店舗はその辺りを工夫して店舗名を付けていたのも多かったです。

当店も命名するにあたり色々考え一つの候補に「あらゆるソフトドリンクのお店」というのがありました。当時の品揃えでは「あらゆる」という表記はおこがましく、それなら『いわゆる』でいこう!!という事になったのです。

妙に長くしかも 電話対応などの時に店舗名を言うと かなり恥ずかしい思いもしましたが 今となっては とても愛着のある店舗名となりました。

命名は私の妻でございます。




出店後も様々なことがありましたが・・・現在に至る。(笑)

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