背水の陣で臨む

今年の取り組みを1年前に発表したなかに「従来からやってることをヒリヒリするくらいやり切ろう」という内容がありました。当社の価値観の「紙一重を超えていこう」を別の言い回しで表現したものです。

以前、お話したと思いますが 二十数年前ネット販売を頑張って成果を出していた会社は 当社を含め 本業がダメな後が無い会社ばかりでした。本業が良い会社はなかなかネット販売は上手くいってなかったです。失敗しても大丈夫な会社は上手くいかなかったです。そういう意味では ヒリヒリするくらいまでやらないと結果は出なかったということです。

昨日、農家の方と食事をする機会があって その中でも似たような話がありました。

どういう内容かというと 農家の方の事業承継の話です。



農家の後継者が父親の代とは違う作物に挑戦するというのは大きなチャレンジだという話で 僕が 新たに挑戦する作物を少しにするなどスモールスタート出来ないのですか?と質問したところ スモールスタートで失敗しても大して影響ない程度の取り組みだと人って本気にならない。土俵際、崖っぷちにならないと良いものは出来ない という話でした。

どの業界でも同じだなぁと改めて感じた次第です。人はそういう状況に置かれないと力は発揮できないんだなと思った。

僕自身は経営者なので 大きな投資もしましたし 皆さんに毎月お給料を支払いしないといけなかったり 働きやすい職場にしないといけない状況なので こんな感じに見えてヒリヒリやってますが、組織でお仕事をしていく上でなかなか 従業員の方々全員が ヒリヒリする そんな状況を作っていくのはなかなか難しいと思います。

組織でやり切っていく仕組みで解決しないと難しいなと思ってます。

・一つはやることを公言・発表すること・・「◯◯◯をやります!」

・もう一つはそのやると言った案件の進捗や結果を全員に見える化すること。

そういう背水の陣で臨む状況 後が無い仮想の状況を作り出す事が必要です。

皆で良い意味のチェック機能を働かせる仕組みを作るのが良いのかなと考えています。


コメント

このブログの人気の投稿

「小さな一歩が、大きな変化を起こす」と「千三つの法則」と「ハインリッヒの法則」

社員旅行2023 福井 桁違いに打ち砕かれました!

ロボット草刈り機が凄い