会社設立当時の品揃え
5月は創業記念日と会社設立の月なので、昨年は叔父達に今年は家内に昔話をしてもらったということです。 昔話しかしないクソジジイには成りたくないと思ってるのに、そんな5月なので今日もまた昔話をします。 当時は田舎の小売業の品揃えの延長で商売をやってまして 色んな商品を扱ってました。限られたお客様に色んなものを買っていただくことで商売が成り立ってどうにか売上を増やしていくという商売です。菓子・乾物・アイスクリーム・食品・ギフト・洗剤・線香ローソク・業務用食品の一部・飲料といろいろ扱ってました。 最初 どういう品揃えなんだろう?と思いましたが、お客様が必要としてて仕入れれるものは全て仕入れてたんだとすぐに理解できました。戦後 父が商売を始め約30年で徐々に上記の品揃えになっていったんだと思います。 当時は その方法がベストでしたが 言ってみれば 何一つ得意な商材が無い印象で 僕が帰ってきてから まぁ時代の流れで飲料に より注力していく形になったわけですけども それも戦略があってそうしたのではなく「活路がそこにしか無かった」 というのが正しいのかなと思ってます。でも、今になって考えると有価飲料の市場規模は(こちらは生産量ですがこのグラフでは)20年伸び続けていますので市場の大きくなるカテゴリーで当時軸足を飲料にシフトしていったのは概ね間違いではないのかなと思ってます。 全国清涼飲料工業会 戦後の清涼飲料史 もう一つeコマースへの参入ですが こちらのチャネルもご存知のように右肩上がりで来てます。 商材としての市場も伸びてきた。物販系ECチャネルの市場も伸びてきた。その市場でやってきたのでどうにかこうにか当社も成長できたのかなと思ってます。 伸びる市場に自分たちの身を置いてやってきました。もちろん その分 競争がとても激しい状況です。 ランチェスター戦略では無いですが 伸びる市場に身をおいて 得意な分野でより磨きをかけ尖っていかなければ厳しいと思ってます。