極限の状態での僕の行動と思考

先週 富士登山の報告をしました。その後 一緒に登った23歳の方が動画編集をして共有してくれたので家族にも見せながら 自分自身でも富士登山の振り返りをした そんな話をします。

ちなみに 動画や写真を撮影してくれたのはホントに大変だったと思います。当然 先回りしての撮影や良い構図を狙っての撮影もしてくれてました。登山だけでも大変だったのに頭が下がります。

完成した動画を見て真っ先に思ったのが、

1.僕だけカメラに向かって一切リアクションをしていない。笑顔もほぼない。

2.自分のペースを終始守ろうとしている

3.自分では写真撮影をしていないし、アプリも色々あるがスマホもほぼ触っていない

4.山頂に到着した後 剣ヶ峰に登る方も居ましたが 僕は止めておきました。

5.山頂の山小屋で温かいものを食べたのですがカップラーメンも選択肢にあったが味噌汁を選択した。

6.大砂走りのコースを下山したのですが一度も最後まで走らなかった。

これらの行動や思考から分析してみました。

一連の行動や思考で言えることは 完全に省エネモードになっています。登山をスタートしたタイミングから「無事に下山する事」が第一目標になってそれ以外のすべての選択肢を排除しています。最小限のエネルギーで下山することを何よりも最優先している。

確かに これ以外のゴールが無い という状況になると全てを排除していく これは今までの仕事の人生でもありましたし それ以外でも確かにありました。目標一つに絞り込んでいく そんな傾向が確かにありました。スマホを一切触らないという行動もこれにあたります。

撮影してくれてる方にリアクションが無い というのは猛省なんですが、こういうところも往々にしてあります。良く言うと体調を考え登山に集中していた。悪く言うと余白がなかった。配慮が足りない。ということです。

自分のペースを優先しようとしている 周りに引きずられない 自分の感覚を優先した。高山病もあって みんなのテンションより自分の呼吸や歩調を優先した とも言えます。

山小屋でカップラーメンを選ばずに味噌汁を選択 というのも前日の体調不良を考えて 極力内蔵にも負担の少ないのを選んだ ということです。

剣ヶ峰を諦めたのも 良く言えば「せっかく来たんだから」という一時的な達成感より 最終目標である無事下山をする事を優先してる。悪く言えば 大胆さが足りない。大砂走りで中江くん走ってみたら?とも言われましたが「いや、止めときます」と言って一切走らなかった。

今回、久しぶりに富士登山という極限の状態を経験して そういった状況に追い詰められた時の典型的な僕のやり口 を久々に僕自身も認識しました。

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