「お客様のため」という言葉が現場を追い込んでいく

昨日、久しぶりにAmazonプライムでラストまで映画を観ました。今日はその映画の話をします。

AmazonプライムやNetflixの料金体系だと 最近はあまり最後まで観れなくて途中で面白くなくなって終える映画が多いです。じっくり時間を掛けて観る という習慣が変わってきたのか短くて一定の刺激が無いと観続けられないのか解りませんが、ラストまで観ないで終えるのが多いです。。

「ラストマイル」というAmazonを題材とした映画で僕にとっても身近な作品で 途中で辞めることなく最後まで観ました。


「Amazonは“地球上で最も顧客中心の会社”を目指すと公言していますが、この映画は「DAILY FAST(デイリーファスト)」という社名で設定はほぼそのままです。

アメリカに本社を持つ世界最大級のオンラインショッピングサイトの日本支社が舞台

本国とジャパンの社員 下請け配送会社との関係など が描かれてます。

あまりにも身近すぎて 実際に日本で起きた事や 絶対起きてるよね・・な事などもリアルに描写されてました。

カスタマーセントリック(顧客中心主義)という企業スローガンが全体に深く刻まれてる言葉で 劇中では物流の効率や配達の速さを至上として下請け会社や労働者に無理を強いるという価値観が描かれてます。

「お客様のため」という言葉が現場を追い込んでいく という非常にありがちな内容でした。

会社の利益のために顧客中心主義という言葉を利用している そんな内容でした。

我々の会社はAmazonほど突き詰めれるわけでもないですが、ビジネスなのでどこかでバランスは欠くことがあってもおかしくないなと感じました。


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