虎の穴合宿での売上10倍
先週 楽天に行って会食で色々話をしたときに感じた事をお話します。
2点あるのですが今日はそのうちの1つです。
昔話ですが、久しぶりに思い出したのでその話をします。
二十五年前 楽天に出店した その後 たぶん2002年くらいだと思いますが「虎の穴」という研修があって その時のお題が「売上10倍を目指す」 みたいなテーマでした。当時の売上が年間1億くらいだったので何年か前にようやくクリア出来たわけですが、参加したときは残念ながら僕の中では正直その当時 売上10倍がイメージできませんでした。
何でだと思います??
それは 恐らくそれまでの経験があったからかなと思っていて
中江商店は商店街で小売をやってましたが御坊や田辺に大資本の小売が出店して 印南にもAコープが進出して来てきたタイミングで中江商店だけじゃなく商店街から全ての店がなくなっていきました。
30年前には地場のコンビニやスーパーがあったのが全て全国チェーンのコンビニになり 広域のチェーンスーパーに取って代わりました。
小売業は資本力で勝敗が決る そんな世の中しか見たことが無かったからNBブランドの飲料を売ってるだけでは市場が大きくなったら大資本に駆逐されてしまって零細資本では戦えないと思ってました。
努力しても報われない
頑張っても報われない
小売業や卸売業っていうのは大きいのが強い 今でも実際 世の中は殆どそうですが そんな経験以外したことなかった。
それが 実際はその「虎の穴」の研修から15年経過した2017年に当時の10倍をクリアしました。当時はイメージできなかった売上10倍に到達したんです。
これは楽天が 大資本も零細も資本力関係なく同じ土俵で戦える そんなモールを創ってくれたお陰です
今は他にもモールはいくつかありますが この文化は楽天が創りました。
もちろん いつまでそんな環境が続くか判りません。 一刻も早く 環境が変わっても 生き残っていける そんな強く柔軟なビジネスにしていかないといけないと思ってます。
コメント
コメントを投稿