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7月, 2025の投稿を表示しています

世代の違いによる価値観の違い

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  先週、久しぶりに子供や孫達が帰省してじっくりお休みを頂きました。小学4年生の男の子と年中組の女の子。磯遊びや星空ツアーに行ってとても楽しかったようで良かったなと思ってます。 家族が3世代揃って 自分が子供の頃親に育てられていた当時と 自分たちが子育てしていた頃との違いや 世代ごとの違いを感じました。大きな違いは子供たちの意見をとても大事にしてる尊重しているのはまぁビックリします。食事にしても行く場所にしてもやることにしても。。 この世代間の違いが気になって 彼らを見送ってから例のごとく生成AIと壁打ちしてました。 生きた時代、社会環境、家族観、仕事観、金銭感覚、教育、娯楽、消費スタイル、憧れ像、住まいの価値、余暇 試しにこの会社の前身 中江商店を創業した祖父の代から五世代やってみたのですが随分それぞれの世代で違ってました。 こちらがそうです。 項目 明治40年生まれ(1907)あなたの祖父 昭和8年(1933)あなたの父 昭和37年(1962)あなた 平成3年(1991)息子さん 平成27年(2015)お孫さん 📅 生きた時代の中心 明治〜大正〜昭和前期農村社会/戦争前の日本 戦中〜戦後復興期/工業化開始 高度経済成長〜バブル景気 バブル崩壊後〜情報化・不安定期 AI・SNS・多様性と格差の時代 🌾 社会環境 農業中心/大家族/寺子屋文化 都市化の始まり/戦時動員と家制度 工業化・サラリーマン時代/核家族化 個人主義・情報過多/就職氷河期 デジタルネイティブ/選択肢過多 🏠 家族観 家制度の中心/家長に絶対服従 父の権威強く、母は内助 良き家庭・良き父母像を理想に 対等・フラットな親子関係 血縁より“つながり”を重視する家族観 💼 仕事観 家業 or 奉公/「働く=生きる」 忠誠・忍耐・終身雇用型労働 出世・安定志向/正社員信仰 やりがい・自由/転職・副業OK 好き×社会性×AI時代の働き方 💰 金銭感覚 自給自足/現金は贅沢 倹約第一/物は直すもの 持ち家・保険・車で資産形成 サブスク・投資・経験消費 デジタル通貨・共有経済が前提に 📚 教育観 寺子屋/読み書きそろばんで充分 義務教育開始/学歴より実用 学歴社会の全盛期/塾・受験...

指示した側、指示された側で「時間の感じ方は変わる」

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 先日、土井から「ペットボトルは潰して捨ててください。」とアナウンスあったと思います。以前僕がチャットで送っただけでは足並みが揃わなかったから捨てる場所にポップを掲載してもらいました。仕組みが十分ではなかったから仕組みを改善した。ヒューマンエラーではなくシステムエラーとして対応しました。 指示した方は指示どおりになってるかどうかが一番気になってます。 今日 朝イチ パレットラックの変更やってくれてます。金曜日のチームミーティングで依頼したんですが、即スケジュール組んでやってくれてます。 今日は指示した側、指示された側の違いの話をします。 「時間の感じ方は立場で変わる」 例えば、A君に 僕が何かを「これお願いね」と指示したとします。 指示された側はそのタイミングがスタートになりますが、実は指示した側は指示する前からその案件を熟慮してるわけです。どう伝えようか?誰に言おうか?どのタイミングが良いか?要は指示する前からその案件がスタートしてます。 ところが、お願いされた側は言われてようやく、「さて、どこから手をつけるか…」という段階。このスタートの段階でまず時間のズレが生まれてます。 物理の「相対性理論」と同じで、“どこから見てるか”によって、時間の流れが違うっていう、まさにそういう話です。 指示を出す側は、アウトプットを早く見たくなる。 でも受けた側は、まず理解して、優先順位をつけて、他のタスクとの兼ね合いを考える。 よく起こりがちな事ですが 指示した側「あれどうなった?」 指示された側「これから始めます!」 コレはこういった事から起きてくるのかなと思ってます。 僕も良く起こしがちです。 我々に必要なのは、 「時間のズレが起きる前提」でチームを動かすこと。 たとえば… ・指示したら、いつまでにどんな形で報告してもらうかをセットで伝える ・指示を受けたら、(自分の理解と見積もり)を“言葉にして返す” ・進捗を常に共有する。 このやり取りがあるだけで、時間感覚のズレはかなり減らせます。 最後にひとつ問いかけです。 今 誰かに指示してる案件 ズレが生じていないか? 同じ時間感覚だと思ってないか? 今日のテーマは特に自戒を込めて 指示した側、指示された側で「時間の感じ方は変わる」

突き抜けていく会社・突き抜けていく経営者との大きな違い

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先週、前畑と いなば食品の新製品発表会に行ってきました。突き抜けていく企業経営者は違うなと思った。 今日はそんな「突き抜けていく会社・突き抜けていく経営者との大きな違い」を話します。 先日、木村がこんな事を言ってました。「社員旅行で行った伝食さん で話を伺うとキョトンとしてました。」 木村がどういったニュアンスで話を伺ったのか、本人に言ってもらうのが良いので本人からお願いします。 2023年11月に、伝食さんに会社見学に伺った際、次のような質問をさせていただきました。 「売上が伸び、組織も大きくなっていく過程で、人に関するご苦労はありましたか?」 恐らく「いろいろ大変でした」「あんなことやこんなことが…」といったエピソードが返ってくるのではと予想してたのですが、対応してくださった田辺社長と山岸さんは「そんなことあったかな?」という感じで、「特に苦労した記憶はないですね」というご回答でした。 もちろん、組織として何らかの課題はあったとは思うのですが、そのあたりはほぼ気にすることなく、突き進んでこられたのかな、と、そんな印象を受けました。  同様に十数年前にも当時の楽天のECCに言われたのを思い出しました。「楽天はそんな細かいことを考えてる間が無いくらい 達成すると次の目標が降りてきて その目標を追っかけていくのが大変すぎて 中江さんが悩まれてることなんか誰も考えてない。」 今日はそのあたりの話をします。 要は 僕は「チームが良い状態なのかどうか常に気になっている。」という事です。 当時は思わなかったですが、これも もしかしたら僕の もしくは当社の独特のスタイルかもしれません。皆さんも感じてはいて、違和感を持ってるかもしれないのでこれは改めて伝えたほうが良いなと思いました。 改めて なぜチームが良い状態なのかどうか常に気になっているのか?です。  違和感があるとイチイチ立ち止まってしまうのか?? 良い状態に持ってくためにエネルギーを割くのか? どうしてそういうスタイルになったか?を考えてみました。 結局 コレは性格もあるんだと思いますが 一番影響を与えたのはやっぱり「弓」だったかなと思います。 どういうことか説明すると 弓で何度も経験した「実力が圧倒的に勝っていてもチーム内の違和感を払拭しておかないと必ず負ける。勝てない。」そんな経験を何度も味わったから。恐らくそこから...