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11月, 2024の投稿を表示しています

勘や経験ではなくフレームワーク思考で

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 先週は来期戦略の中の「イノベーションの停滞」の話をしました。今日は「プロ化の停滞」の話をします。 eコマースは元々あったビジネスじゃなくそれこそ この20年くらいで生まれたビジネスですので当社に限らずどこの会社も手探りで正しいやり方がどんなものなのか試行錯誤しながらやってきた会社が殆どです。当社も試行錯誤しながらやってきて いまやってる全ての業務が試行錯誤の中から生まれてきたと言っても良いと思ってます。 この図は横軸を「オリジナル度合」縦軸を「プロ化度合」としています。 最適な言葉が見つからなかったので「プロ化」と言ってますが 仕事の進め方が 当社独自、この業界独自、扱い商品に最適化された 当社オリジナルのやり方でやってる部分が大きいと思ってます。 要は今まで 経験や勘・思いつきでやってきた というのが大きいと思ってます。 ビジネスのフレームワークに沿ったやり方を重視するより現場重視、経験重視の仕事の進め方でした。 プロ化の停滞というのは もう少し フレームワーク思考でやっていこうという事かなと思います。 フレームワークとは、意思決定や分析、解決したい問題を特定の型に落とし込み、手順に沿って整理していくための、共通して利用できる思考の枠組み だそうです。 数値共有も含め 経験や勘や思いつきでやってたことをフレームワーク思考で進めれるようにしたいと思います

同じ事を何度も伝えることの重要性

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最近改めて感じたことの話をします。 年に4回やってる3者面談を直近実施しました。 毎回だいたい同じ質問を皆さんにしてますが、今回は先日発表した来季の戦略についてどう感じましたか?という質問をさせていただいたわけですが。。。 皆さんどなたも なんとなくは覚えてるけど じゃぁ課題を3つ伝えましたがそれを覚えているかというと誰もハッキリとは覚えていませんでした。 僕自身も皆さんから聞いた話などをすべて覚えているわけではないのと同様に 余程 インパクトに残る内容があったならともかく やはり そんなに覚えてるわけではないです。 経営者は同じ事を何度も何度も伝えないといけない とよく聞きます。 同じ事を何度も伝えることの効果 何度も伝えないと 伝わらない 駄目な理由が改めて解った気がします。

組織経営への移行について

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何度も違った側面でお話してますが「家族経営から組織経営への移行」についてお話します。 まず家族経営はどんなものかですが。。 ・全てが暗黙の了解 ・ルールもあまり必要ない ・良くも悪くも公私混同 ・家族で役割を色々兼務 ・まさにアットホーム 実際 家庭での生活の延長なので居心地は悪くないです。組織経営ほど明確に意思決定しなくていいので経営している側からすると楽です。表現が適当ではないですが日々自分達の好きなように出来る それが家族経営だったと思います。。 振り返ると 卸売が中心で父親が社長をやっていた時 2005年くらいまでは家族経営の延長だったと思います。 2009年頃の会食写真(竹下さんはじめ俳優の方々と) 2006年の5月に社長を変わったのですが、今から考えると そのタイミングから徐々に組織経営に移行していったと思ってます。それも「今後は家族経営から組織経営へ移行していこう!移行するべきだ!」と考えてやったのではなく 実際はそうする以外に良い方法が無かったからです。 ・まずeコマース参入のお陰で売上がどんどん拡大していった。 ・売上が拡大しても兄弟や親族が居て一緒にやってたらなかなか移行も進まなかったと思います。 ・ネット販売のことは僕も含め誰も解らなかった。別のビジネスなら家族が中心での経営はもっと継続していたはずです。 移行時 真っ先に必要になったのが 下記の2点ですが、それも自分自身ではそうしていくしかなく受け身で取り組んだ案件でした。 1. ビジョンとミッションの明確化 2. 経営の透明性とガバナンスの強化 父親は僕が帰るまでは商売を兄弟でやってました。 世の中を見ても商売を兄弟でやってるところもまぁあります。同業者でもありますね。 一時期 とても羨ましかったです。暗黙の了解で全てが進む。 片腕が家族の一人。 逆に組織経営に移行しにくい面を考えるとどっちもどっちかもしれません。 完全に移行できてるかどうかというと オーナー会社なのでまだまだな部分もあると思いますが、家族経営での限界が3億とか言われてますので 今は多少なりとも移行できて良かったと思います。

当社の企業文化について生成AIは

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11月3日 昨日は文化の日で 今日はその振替休日となります。 ということで、会社の文化について話しようかなと思います。 土井の出張報告が興味深く昨日楽しみながら読んでました。 当社の規模での取り組みについて最適なサービスなど無く なかなか難しいなという感想だったと思います。 改めて取り組み甲斐があるな 注力するなら このタイミングだろうな と感じました。 これがもし、土井の出張報告で 当社の規模にぴったりで低コストの最適なサービスがありました!という内容だったら手遅れだと思ってガッカリしていたところです。スピードを上げて注力していこうと思います。 1点 そこは違うよ という点があったのでフォローしておきます。 「現在のAIの発展段階を、PCの発展段階のどのあたりに相当するか考えてみて」と質問をしてますが、PCの発達段階ではなくインターネットの発達段階やeコマースの発達段階と比較したほうが良かったと思います。案の定、90年代後半という答えが出てきました。 さて、本題の企業文化について。当社のコーポレートサイトを生成AIで分析してもらうと 1.革新性と楽しさ 2.チームワーク重視 3.社会貢献と持続可能性 と分析されました。 さすが生成AI もちろん これは引き継いでいってもらいたい文化です。 ・しっかり続ける。継続する。 これも特に当社の文化だと思ってます。 「継続」については チームビルディングを学んできてもう十数年 仕組み化して継続してます。 何を継続して 何を止めていくか の判断は難しいですが。