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教えるものの心得「無言歌の教え」

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前回は「教わる者の心得」の話でした。 良き師に恵まれることは肝要だが此れはなかなか得難い どこかしら良いところがあるはずだから良いところを真似よ。 という内容でしたが 今回は「教える者の心得」です。 武術には 免許皆伝 目録 巻物なんかがあると聞いたことはあると思います。 ちなみに免許皆伝とは師匠が弟子(でし)にその道の奥義(おうぎ)をことごとく伝授すること。らしいです。 僕が大学のときに学んだ日置流印西派には 無言歌の教え というのがあり 詳しくは教わってないのですがネットで調べると26首あって57577で読まれているようです。 その一番目に出てきてる代表的な歌をご紹介します。 「人毎に生まれつきぬる弓かたちを みな一様と思うもぞ憂き」 ネットに掲載されてる解説には「人は生れつき骨格も気質も夫々異なるものであるから教えも一様ではない。変りあるところをよく見立てて指南する事。」ということらしいです。 人はそれぞれ違う。 ストレングスファインダーの強みの違いです。

見られてるぞ 常に評価されている という話

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我々のビジネスはB2Cでお客様の現場を見ることが無いので視点として欠落しやすいのですが、一般的には商売では「どういったお客様か?」という視点は常に付きまといます。我々の商売はそういった見方が乏しくなる。そんな話です。 B2Bで現場に足を運ぶ商売をしていると そのお取引先の色んな所が見えてきます。 卸をやってたときは 我々仕入先に横柄な態度をする取引先もいれば 従業員の方末端まで丁寧にやり取りをしてくれたりするお取引先もいました。教育が行き届いてるなぁという会社もいれば そうではないところも見えたりします。 僕自身 今 卸やB2Bをやっていたら そんなお客様の どんなところを見るかな?というと ・流石にこの時代なのでIT化にしっかり取り組んでるか? ・経営者はどうだろう? ・この組織はどうだろう? ・従業員教育に注力してるか? ・コスト意識がアルバイトの方々まで徹底しているか? そんなところは間違いなく目につくと思います。 我々の商売はB2Cでネットなのでお客様をそういった視点で見ることは少ないですが 逆に仕入先・ステークホルダーの方々からは常にそういった視点で見られています。 金融機関等は商談などにも来ていただくこともありますが、恐らくそういう目でしか見てません。 日々 商談に来ているメーカーや問屋もそうです。そういったところを常に評価してると言っても言い過ぎではないです。 例えば佐川急便さん 僕が佐川さんの経営者や管理職なら毎日ビッシリ訪問している会社でしかも現場と密接に関わる仕事をしてる集荷に来ている社員に聞きます。 「ナカヱはどうなんだ?」と 毎日現場に来ている彼等の評価は正しいと思う。 ステークホルダーの方々は常に見てるということです。 各自ハンカチを持ってこよう と決めたら全員が忘れずに持ってくる 使ってない場所の電気は消そう と決めたら徹底する 小さなことですが やろうと決めたことは全員が徹底できる そんな会社を目指しましょう。

親炙(しんしゃ)と 私淑(ししゅく)

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 先週は学ぶ時の心得の話でした。 『良き師に恵まれることは肝要であるが、之は仲々得難い』 ・どこかしら良い所を学べ 学ぶ時の心得です。 でも、実際 今の時代はどうなんだろう??インターネットが普及して容易に情報に辿りつけたり 人と繋がったり 情報発信が誰もが出来る時代の学び方は・・って考えました。 親炙(しんしゃ)と 私淑(ししゅく)という言葉があるようです。 最近この言葉を知りました。 「親炙」とは 直接接しながら感化を受けていく学び方 「私淑」とは 会ったことがない人物を師と定め、その言動から学ぶ方法 どちらも大切ですが、今の時代は 「私淑」の方が影響を受ける機会が多いように思います。 僕自身も この数年 田坂広志さん など直接お会いしたことが無い方から学んだことが多いです。田坂さんのYou Tube動画やWEBサイト 本を通じて私淑してきました。 皆さんも 従来からある本や 歴史上の人物であったり インターネットがあるから動画なり SNS WEBサイトなりで リスペクトしてる方を私淑されている方も居ると思います。 親炙 私淑 どちらも大事です。 

良き師に恵まれることは肝要であるが、之は仲々得難い

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 僕が2015年頃まで約10年間 大学の弓道部に関わることになったきっかけですが、当時 現役監督をされていた方が現役のまま病で亡くなられました。青森県むつ市の大先輩で 監督として川崎の道場まで毎回 通って下さってました。 その方が道場に書き残して張り出してくれていた「心得」の話です。 大学の部では毎年秋に代替わりをします。2013年秋に代替わりをした新四年生からある問題の相談を受けました。その問題を上京して収める時に使ったのが その元監督が書いてくれていた上記の「心得」の話です。 弓道修業の要領 1.習う者の心得 良き師に恵まれることは肝要であるが、之は仲々得難い 従って ・出来るだけ良い手本(射)を多く観ることを心がける ・下手な射は手本にするな ・先輩たる者、それぞれ苦心の末何か体得し個性となっているから其の良いところを学べ  ご自分が監督をされていた時に一番最初に『良き師に恵まれることは肝要であるが、之は仲々得難い』と書いてるわけです。 これは弓だけではなく仕事にも通じるとおもいます。 『良き師に恵まれることは肝要であるが、之は仲々得難い』 「良い上司に恵まれることは肝要であるが、之は仲々得難い」 「良い社長に恵まれることは肝要であるが、之は仲々得難い」 僕も「恩師」と呼んでる方が 何人か居ましたが全てに完璧な立派な方ではないです。それぞれ尊敬できるところも、良いところもそうではないところも、強さも弱さも合わせ持ってる方です。 逆もしかりです。 最近 世の中では、「配属ガチャ」「上司ガチャ」さらに「親ガチャ」なんて言葉もあるようです。大当たりのガチャなんて最初から無いわけなんですけどね。

5S活動

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土曜日はチームオフサイトお疲れさまでした。 チームオフサイトはまだ始めて3年くらいですが、今後も年2回ペースで半年に一度 こんな機会があっても良いかなと思ってます。 オフサイトの前日 金曜日 ちょっとお休みを頂いて家で苦手な片付けをやってました。片付けは母の部屋なんですが。。認知症の人の部屋ってどんなのか知ってます??家族に認知症の人がいなかったら なかなか解らないと思いますが、ネットで検索すると「地獄と化す」って表現してる人もいます。8畳くらいの部屋ですがモノで溢れてしまってどうにもこうにもならないような状況で3年くらい過ごしてきまして、その部屋だけ隅々まで掃除も出来ないような状況でした。 当日は妹と妹の旦那も来てくれて4人でやったのですが、捨てるものを捨てて 家具の配置なども便利に変更して 見事にキレイになったわけです。母が夕方デイサービスから帰ってきてとても喜んでくれて 大変だった我々もその瞬間は家族全員笑顔が溢れるようなとてもいい瞬間でした。 それこそ定位置管理で 靴下はここ、下着はここ、上着はここ、帽子はここと 定位置が出来ました。その後 まだ3日ですがほぼその状態を保ってます。普段いる場所がキレイになるっていうことの破壊力は凄いです。部屋の中を見るたびにやってよかったと思います。 土曜日 オフサイトに組み込んでくれた「5S活動」のプレゼン 中村と山本が発表してくれた内容はとても良かったと思います。 40年くらい前 新卒で入社したスーパーで当時 製造業中心のQC活動を小売業にも導入し始めていたのを思い出しました。 当社は2013年にチームビルディングを導入 2017年にはオフサイトミーティングという考え方を導入しました。 うちの会社は本格的に5S活動として取り組んだこと、導入したことは無かったです。全員でしっかり取り組めばそれに匹敵するくらい会社に与える影響は大きいと思います。2022年に5S活動がスタートしたよね。って後々なると良いなぁと思います。

その立場になってみないと解らない事が多い

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今日は「その立場になってみないと解らないことが多い」 というお話です。 テレビの番組📺とかで ご家庭を訪問したりした時 また 街頭で撮影🎥をしてるシーンでも よくオバサンが犬🐶を抱っこし出てきてる もしくは映ってるのを見たことあります。 そんなシーンを見ると 僕は いつも 「ペットは可愛いし家族のように一緒に映りたいわけなんだな」 とか 「うちの子は特別可愛いから見てもらいたい」 そういうことでしょ?とか思ってました。 実際 自分が犬を飼ってると 例えば 自宅に宅急便が来ても ご近所の方が何かの用で来た時でも わざわざ麦🐶を抱っこして玄関に行ったり 荷物を受け取りに行ってるわけです。 テレビ撮影ではないですが 週イチの You Tube撮影の時にも 抱っこはしてないにしても椅子の後ろに座らせて一緒に映ってます。 あのYou Tube見た人は 皆さんも恐らくそうだと思いますが 社長 麦が可愛いから一緒に出たいんだな とか You Tube見てる人に 麦も見てもらいたいんだな  とか思われてると思うんですが 実際は あれが一番 撮影時に迷惑のかからない方法だからです。 来客時 玄関に出ていくときに麦🐶を抱っこして出ていくのも それが吠えなくて一番迷惑のかからない方法だからです。 これって自分が犬を飼わなかったら 僕は恐らく一生解らなかった事かもしれません。 今年60歳になりました。最近になって 僕が帰ってきた頃の父親の行動が少しづつ理解できてきたこともあります。その立場になってみないと解らないことって多いなと改めて感じます。

ストレングスファインダー 4番目の強み「アレンジ」について

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今日は自分のストレングスファインダーについての強み4番目「アレンジ」について話をします。 解説を見てみると この強みはマルチタスク大好きで柔軟性が高い らしいです。昔は あまり複数のことを同時進行するのは得意ではなく どちらかというと一つのことに集中したい方だと思ってましたし 柔軟性というより どちらかというと頑固なのかなと思ってましたが 年齢なのか立場なのか 役割なのか そういう強みが上位に出てきてるということでしょうか。 また解説にはプロジェクトのマネージャー的な事が向いていると書いてます。実際に僕が向いてるかどうか解りませんが プロジェクトの進捗は他の強みの「慎重さ」とも合間ってか とても気になります。 今週開催の文化祭もプロジェクト立ち上がり時は進捗が遅く感じて とても気になってました。大体 僕が「アレどうなってる?」って言う時は気をつけてください。 プロジェクトを進めるときは これくらいの進捗で良いと思うより 少し早めの進捗の方がありがたいですし、「お!やるな!」ってなると思います。 逆に少し遅れてたら僕の中ではアウトです。 一般的に 「アレンジ」は あまり悪さをする強みではないらしいですが、ルーティンワークが飽きやすかったり 柔軟すぎて優先順位がコロコロ変わったりするそうで この辺りが強みの裏返しだそうです。 僕のトリセツとしてこの強みで取りあげるとすれば「プロジェクトの進捗には気をつけろ!」でしょうか。

ルーティン(ルーティーン)

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「ルーティン」 スポーツでよく使われる言葉でもあります。イチロー選手やラグビーの五郎丸選手が有名で、このお二人ほど特徴的ではないもののスポーツ選手なら大抵 独自のルーティンを持ってます。大相撲でも立ち会いの前 特徴的なルーティンのお相撲さんも多いです。 僕がやってた弓も同様に「体配」と言って弓を引く時の型 所作があります。堅苦しいので僕は好きではなかったですが、今思えば これにも色々理由があることがわかるし効果があったことも想像できます。 スポーツ選手ではなくても 毎朝起きてからの繰り返し行ってること 家を出る前にやってること 寝る前にかならず行う一連の行動 誰しもやってるはずです。 僕自身もこの数年 毎日の神仏に祈ることも ルーティンとなってます。 一般的にその効果には ・心やカラダのスイッチが入る ・元の自分に戻れる ・今ココに集中できる 何で今日ルーティンのお話をしたのか。。ボクの中で何かが閃いているわけではないですが、意識してやることが大事かなぁと年齢を重ねたからか最近は特に感じてます。 おそらくその効果はまだまだ解明されてないだけで奥深いんでは無いかと思ってます。

自分の強み「着想」について

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先週 僕の強みの中の大きな部分を締めている「慎重さ」についての話をしましたので 今日は もう一つの大きな部分を締めている「着想」についてです。 これも僕の行動や考え方、癖 に大きく影響を与えてる強みの一つです。 6年間隔を開けて2回やった その両方に「慎重さ」「着想」があるだけあって調べれば調べるほどこの2つの強み その強みの裏返しが大きく影響してることがわかります。まぁ言ってみれば「慎重さ」「着想」が服を着て歩いてるようなもんです。 「着想」の強みは 全く異なる点と点が繋がることに喜びを感じます。アイデアの生まれる瞬間はとてもワクワクするそうです。たしかにその通りでそういう瞬間はとてもワクワクしてます。そんなことばかり考えてる事が多いです。 「人と違ってること」「ユニークであること」も大好きです。 このあたりは会社の経営でも現れていると思います。 「周りの人が持ってる枠を壊すこと」も大好き。 「戦略性」を持ってる方は論理的にロジックで考えると思いますが、「着想」は違う視点でアイデアが生まれるような感じです。 対局は「規律性」だそうです。社内でも確かに着想持ってると規律性は低いだろうな と思う人が多いですね。 またルーティンワークも苦手です。毎回 同じことをやってると辛くなってきます。 今、お役所に提出する資料を作ったりしてるんですが、全く向いてないです。お役所勤めの人は毎日こんなことばかりやってて偉いな・・凄いな・・って思います。 よく言ってますが、世の中によくある団体に入って そんな団体って一般的に例年通りの事業を例年通りにやることが多いわけですが、そんなことばかりやってると辛くなってきます。面白くないのでそんな団体には極力入らないようにしています。←まぁこれは自我も影響してるかも知れません。。。

自分の強み「慎重さ」について

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自分自身の強みの話は比較的やってるかなと思って 以前の朝会の話した内容を見たら 2019年に6年ぶりにストレングスファインダーを実施したときに新たに出てきた3つの強みの話をしていました。もう3年前です。 そのときにどういう話をしたかというと[6年前とは違い現場を離れ プレーヤーではなく立場が違ってきたことで必要な強みが出てきた]・・そんなお話をしました。 2回とも出てきた「慎重さ」と「着想」については特に僕を形成している強みなわけですが 今日は「慎重さ」の話をします。 【慎重さ】 書籍に書いてる中でもよく当てはまるのがこのあたりです。 『自分のことをあまり対外に向かって発信しない傾向がある。』 社内では「自己開示をしていこう」と言ってる割に自分の話をするのは苦手です。最近はチームビルディングの勉強をしたお陰で頑張って伝えるようにしてますが、でもまだ この朝会が唯一と言っていいくらいでしょうか。 『なかなか打ち解けないという理由であなたを遠巻きにする人が居るかもしれないが、当の本人はあまり気にしないことが多い。【慎重さ】を強みに持つ人にとって人生は「人気コンテスト」ではないからである。』 これも正にそのとおりで、特に地域に対してはこういった側面が多いと思います。昔から家族で笑い話をするのですが、ほぼ人生の大部分をこの街 印南で過ごしてる僕より 家内のほうが知ってる人が多く「友見ちゃんの旦那さんってどの人??」って言われることが多かったようです。もちろん家族にも自分の話はそれ程しなかったです。 『過度に人を褒めたりしません。』 これもイケてない部分ですが 子育てのタイミングでも子供を褒めたりもしなかったと思います。 もちろん「慎重さ」という言葉で想像できるこのあたりも当てはまってます。 用心深い 油断しない 最新の注意を払って進む 世の中を「予測出来ない場所」と考え、危険を感じ取るとともにそれを表面化し、一つ一つ解決していこうとする。 この辺は商売にも影響されていると思います。粗利が低く そもそも慎重でないと失敗する確率が高い商売だと思いますので。。。 周囲からは「真面目な人」と映りやすい。また、実際にそうであることが多い。 この辺も両親の影響や祖父祖母の影響も大きいと思います。 『慎重さ」のそもそもの英語「Deliberative」には 決断するために注意深く検討する

スティーブ・ジョブズをあそこまで駆り立てた出来事

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 スティーブ・ジョブズの若い頃の動画で 貴方は何故そこまで駆り立てられるのですか?という質問に対して答えてる動画だったと思います。 10:10過ぎからの内容です。 以下はこの動画で翻訳してる内容です。 子供の頃 雑誌である記事を読んだんだ。 様々な動物の移動効率を計測したもので熊やチンパンジー 鳥や魚などが載っていた。 1キロあたりの消費カロリーをヒトも含めて比較していて1位を獲得したのはコンドルだった。万物の霊長のはずのヒトは下から3分の1あたり。 だが誰がひらめいたのか自転車に乗ったヒトも測られた。コンドルなんて蹴散らしてたよ。 この記事に私は強い衝撃を受けた。人間は道具を作ることによって生まれ持った能力を劇的に増幅できるんだ。 「パソコンは脳の自転車」と広告を出したことすらある。 これまでの歴史を通し人類が発明したものの中でコンピューターが一番か それに近い重要性を持つ。 私はそう確信している。 我々が生み出した史上最高の道具だよ。 2つ重要なことを言ってます。 ・人間は他の動物と違って道具を使って能力を劇的に増幅できる ・人間の発明した道具の中でパソコンは史上最高の道具だ。 今日は単にパソコンを使おうというITリテラシーの話だけではなく如何に道具を使うか?というで話でした。

ネット販売以前の商売との大きな違い

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先日 7月30日は楽天に出店して23年目でした。それ以前の当社の商売とそれ以降の当社の商売はこの出店をきっかけに大きく変わっていった訳なんですが。。今日は何がどう変わったかの話をしたいと思います。 それ以前の商売は それこそランチェスター戦略の真逆をいくお手本のような商売でした。当初小売をやってて卸売を始めたという経緯もあってか品揃えを増やして売上を増やしていくそんな商売だったと思います。 写真は昭和57年 創業50周年時 時代背景もあったのかも知れませんがそういう商売でした。主要なメンバーは父と母と叔父の3人なのに 線香蝋燭、菓子、加工食品、ギフト、乾物、アイスクリーム、飲料、自動販売機の扱いメーカーもUCC、大塚、サントリー、アサヒ、サッポロ、カネボウ。。。年間に取り扱うSKUはもしかしたらこの当時のほうが多かったかも知れません。 人口の少ない小さな商圏でどう売り上げを上げるかと考えてそうなったのか 要は買ってくれる人に買ってくれるものを販売していた そんな商売でした。 23年前に店舗名を「いわゆるソフトドリンクのお店」として出店した そのタイミングからどうせやるなら一番得意な商品で勝負しよう。ということで特化していった用に思います。徐々に色々扱ってた商品を削っていきました。(でも実際は 僕がこの会社に入ったタイミングぐらいから品揃えや商品の回転、賞味期限への対応、売り切ることの難しさ 取引先の構成など色んな面で飲料以外を取り扱っていくのは当社の規模では難しい状況でした。なので戦略的にそうしたのではなくそうせざるを得なかったと言う方が近いです。) 恐らくネット販売がこれほど伸びなかったら特化していくのも難しかったと思います。 アイスクリーム卸を廃業するタイミングが2002年でした(決断が遅かったと思います)が、この時も父を説得するのが大変でした。父がスタートした商売だったので僕とは違って思い入れが僕には理解できないくらい大きかったと思います。 ということで 23年前の出店日以前の商売と それ以降の商売の大きな違いです。 まず1点目 ・お客様からの反応がある 良くも悪くもお客様から反応がある 反応がある事がこんなに刺激になるとは思いませんでした。 2点目 ・市場が膨らんでいってて 同業者がとても元気ある。 それまではビジネスのどんな集まりに出ても良い話は皆無でした

2006年当時の出荷方法は

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先週、2006年から5年くらい在籍していた塩崎が来てくれました。体調を崩して2012年に当社を離れてもう10年くらいになるわけですが、ようやく体調も戻ってきたということでまずホッとしました。 僕自身も彼に会うのは3年・4年ぶりくらいだったと思います。 色々話している中で木村と当時の出荷方法の話をしてました。ちょっと懐かしく聞いてたんですが 何度か今いるメンバーも聞いたことはあると思いますが、当時の出荷方法を伝えます。 当時は注文情報を1件1件 一枚の用紙に印刷をして その1件ずつを倉庫内で声の通る片山さんが注文内容を読み上げて 他の者全員が商品の個別ピックに回ります。それぞれが個別ピックしてきたものを出荷場まで持ってくる。持って来たエリア番号をその注文情報に書いておく。 送り状が印刷できたら まず 注文情報と納品書と送り状を組み合わせて エリア番号を書いている注文情報を見ながら 既に梱包している商品に 送り状と納品書を貼るという流れでした。 今使ってる 6輪台車は当時は一台も無かった。今はあまり使ってない4輪台車数台でやってました。 十数年前はまだそんな方法がベストなやり方だったわけです。一番間違いが少なく 当時出来る 最も効率的なやり方でした。 そこから少しずつ少しずつカイゼンして今に至ってます。 ちなみにローラーに付いて言えば 10年まえどころか 6年前くらいまで 1台も 使ってなかったです。今では考えられないと思います。最近入ったメンバーはローラー無しでどういうふうにやってたんだろう??と不思議なはずだと思います。でも当時の物量と人員と仕組みではその方法がベストだと思ってやってたわけです。 つい先日も延長のローラーを導入しました。また少し便利に効率的になるはずです。 5年後10年後には 2022年当時は まだ あんなやり方だったよなぁ と笑い話に出来る様に日々引き続き改善していきたいものです。

長野県富士見市 カゴメ 野菜生活ファーム 視察

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6月23日・24日と長野県富士見市のカゴメ野菜生活ファーム視察にお招きいただきました。 新大阪合流で新大阪からはカゴメさんがアテンドくださいました。 車中 指定席をご配慮いただいて1席ずつ離れてましたので色々楽でした。 名古屋からの特急しなのは車窓から観える景色が海岸沿いを走る和歌山とは全く違い山間を抜けて川を上流に登っていく光景がヤバかったです。 初日 ホテルに到着してからの懇親会 カゴメさんに限らず 最近 コーポレートサイトやブログを当社の担当の上長にあたる方々にも事前に色々なページを読んで予習してきくださってるパターンが多くなってきてます。そういう意味では関係する方々への情報発信は順調に出来てるように感じた。 ここでも書きますが、取引先のお偉い方々がこの数年で一気に同期や年下になってしまいました。なんと表現したら良いか・・今までは年上の方々へという気遣いを幾分してたのか、一昔前よりそういった部分が無くなり気楽に話できるようになった気がします。どっちにしろ「年をとったな」という話なのですが。 美味しいお料理をたんまり頂き 久しぶりのお酒の席でしたが カゴメさんの様々な気遣いが素晴らしく学べることは多かったです。とても楽しく過ごせました。担当者同士が良い関係を築けてるのもよくわかりました。カゴメさんの話で取引先によって色々ご苦労もあるのがとても理解できた。 新大阪からの同行で懇親会まで一日目からとてもお疲れだったと思います。 翌日 取組会議 まず、改めて関係者揃っての定期的な取組会議は重要だなと感じました。 トマトジュースの本番はこれからなのでしっかり結果を出せると良いと思います。 工場見学 従来の工場見学とは違い VR ARを駆使してのリアル工場見学はまさに今できるベストな工場見学だと体感しました。 使い方にも寄りますが これは応用すると 社内でも色々使い道ありそうな気がしました。 IL FAGGIO(イル・ファッジオ)でのランチ 絶品でした!ピザは遠方からでも食べに行く価値あり!平日でも地元のリピーターが多いのが理解できます。普段の生活でリピートしたくなる施設を地域に提供することの価値は大きいと思いました。 社内で別事業へ手を挙げる方達はイキイキ働けてるんだろうなと感じた。 野菜収穫体験 こちらも久々の野菜収穫。整備されて準備してくれてるからですが、そんな自然

久しぶりの猛暑の予感

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 今週 関東甲信越中心に猛暑です。梅雨前線が北上し観測史上最も早い梅雨明けだそうです。今後 物量も増えますし 体が暑さにそれほどなれてないタイミングで梅雨明けのような暑さが到来します。 睡眠時間をとって お酒は控えめに 適切な水分補給 規則正しい食事など 準備をしっかりしてお仕事に臨んでください。 結婚した直後に 人によって快適な温度って違うなぁと思いました。 当社も30人近くいるので 痩せた方も 太った方もいますし 筋肉量の多い方 少ない方 バイトの方を含めると10代〜60代 と年齢層も違う もちろんやって貰ってる業務内容も違いますので運動量も違います。 世の中の流れは 多様性を受け入れていくということなので ますます人によっての違いを受け入れていくことが職場では必要になるということだと思います。 定期的な水分摂取なども全員一律にのみコントロールするのは難しく 休憩を取るタイミング、疲れるタイミングもやはり違います。 全員で一斉に休憩をとることも継続してしていきますが、一人ひとり 今 自分自身がどう感じてるかは ポジティブに伝えていくことが重要です。 なにはともあれ、暑い夏になってくれるのは嬉しい事です!モノの動きが1割増しになります。